本日の練習試合終了後、広島各選手から東北地方太平洋沖地震に対するコメントが寄せられましたので掲載いたします。
■西川周作選手
昨日の練習後、帰りのクルマの中で初めて今回の地震を知った。本当に衝撃を受けた。阪神大震災の時は物心もついていなかったので。本当に胸が痛い。深刻な状況。
マキ(槙野)がドイツでインナーシャツにメッセージを込め、(長友)佑都が喪章をつけてイタリアで闘ったように、自分たちサッカー選手はピッチで皆さんを元気づける以外にない。ただ、今は公式戦が中止になった状況だし、本当に辛い時期。何かできることがあれば、積極的にやっていきたい。
とにかく今は、いいプレーができるように準備するだけ。僕らプロの選手はプレーで見せるしかない。そうやって皆さんを助けることが、僕らのやるべきこと
■佐藤寿人選手
今日の(鳥栖との)練習試合の合間に、(選手会の)みんなと話をしていた。仙台や東北地方だけでなく、日本各地で地震の被害が広がっている。Jリーグの選手たちも、そういうたくさんの場所で、たくさんの方々のサポートを受けてプレーしているわけで、選手会としても(支援などの)いろいろな動きがあっていいと思う。
今、この大変な時期に、選手としてもしっかりと(地域のために)やらなければいけない。ただ僕らはサッカー選手だし、サッカーを通してしか貢献することができない。試合ができるようになれば、プレーで被災している方々を元気づけたいと思っています
■青山敏弘選手
僕らはテレビで見る範囲でしかわからないが、そこから伝わる情報だけでも本当に悲惨なこと。被災地におられる方は本当に困難な状況にあると思う。でも、それに対して必死に立ち向かわれているわけだし、僕らにはその方々を励まし、エールを送ることくらいしかできない。とにかく、普通の生活に一日でも早く戻れるようになるよう、心から願っています。どういう形で自分がどう(支援)するか、まだ考えはまとまっていないけれど、できる限りのことをやっていきたい。少しでも力になりたい
■森崎和幸選手
とにかく、言葉もない。日本で、こんな大変なことが起きている。(映像を)最初に見た時は、これが現実だと信じることができなかった。何もできない自分に対する歯痒さと同時に、とにかく皆さんが助かってくれればという想いで一杯です。
今すぐに何かができるわけではないけれど、とにかく僕らサッカー選手には、サッカーを通じて皆さんに元気を届ける以外にできない。Jリーグが再開すれば、皆さんがとにかく元気になってくれるようなプレーを見せたいと思う。そのためにも、いつ(公式戦)が行われてもいいように、気持ちも身体も準備していきたい
以上