2010年10月18日夜、弊クラブ所属選手である金井貢史が、横浜市内で行われていた交通検問にて職務質問を受けた際に、無免許運転であることが発覚いたしました。
本行為は、一個人として、また人々に夢を与えるべき立場にあるプロサッカー選手として、決して許される行為ではありません。
弊クラブでは本件を重く受け止め、下記の通りの各処分を決定するとともに、再発防止に向け全力で取り組んで参る所存です。
尚、金井貢史は、現在選出されているU-21日本代表の活動に関し、辞退いたします。
本件に関し、ご迷惑、ご心配、ご不快な思いをおかけしました関係各位、並びに、日頃温かいご声援を頂いているファン、サポーターの皆様に、深くお詫びを申し上げます。
横浜マリノス株式会社
代表取締役社長 嘉悦 朗
1、処分対象と内容
(1)金井貢史(20歳/DF/加入3年目)を下記の通り処分する。
・2010シーズン全公式戦出場停止(天皇杯を含む)
・上記期間中の全体練習参加停止
・当分の間の自宅謹慎
(2)代表取締役社長 嘉悦 朗、チーム統括本部長 下條 佳明、チーム統括本部強化部長 石井 肇の3名を下記の通り処分する。
・減俸10% 3カ月
2、経緯
2010年10月18日午後10時頃、横浜市内の交通検問にて職務質問を受けた際、金井貢史が無免許であることが発覚し、無免許運転による道路交通法違反として横浜水上警察署に検挙された。なお、金井貢史は、2009年8月、違反点数の累計により免許を失効したが、その事実をクラブに報告していなかった。
※行政処分については今後、決定され次第、あらためてお知らせいたしますが、今回は事の重大さに鑑み、クラブ独自の処分を決定し、公表させて頂くものです。
3、再発防止に向けた今後の対応策
所属選手、スタッフ全員の運転免許証の確認および事故・違反等の有無のヒヤリングを行い、再発防止、報告義務の必要性をあらためて認識させたうえで、今後以下の対応策を実施していく。
(1)地元警察へ協力を依頼し、選手およびスタッフを対象とした交通安全講習会の定期的な実施と、教育指導の再徹底を図る。
(2)代表取締役社長 嘉悦朗 直轄の再発防止組織を設置し、選手およびスタッフの交通安全遵守状況(違反履歴等)を管理し、必要な是正措置を速やかに実行する。
4、金井貢史の言葉
「この度は、大変申し訳ございません。社会人として、してはならないことをおかしてしまいました。応援して頂いているファン、サポーターの皆様、ご支援頂いているホームタウン、スポンサーの皆様、チームメイト、スタッフ、クラブやJリーグに関係するすべての方に多大なるご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございません。自分の自覚の甘さを痛感しております。これから、生まれ変わったつもりで頑張り、二度と同じ過ちは繰り返しません。本当に、申し訳ございませんでした。」
以上