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AFC U-19選手権中国2010 グループステージ第3戦(vsヨルダン)マッチレポート(10.10.09)

U-19 日本代表  3-0(0-0) U-19 ヨルダン代表

グループリーグ最終戦となるU-19ヨルダン代表との一戦、すでに2勝を挙げ、グループステージ通過を決めているU-19日本代表は、これまでスタメンではなかった選手を多く起用してきた。
試合は立ち上がりから日本がペースを掴む。前半2分には左サイドでボールキープしたFW杉本健勇の落としから、MF古田寛幸がクロス。これを中央でFW永井龍がヘッドで合わせるが、これはバーの上。11分にはロングボールに反応した永井が抜け出すが、これは相手のファールに止められた。
さらに27分にはDF寺岡真弘のインターセプトから、MF小林祐希を経由して再び前線に飛び出してきた寺岡へ。寺岡のパスを受けた永井が放ったシュートは、GKを破るも、ゴールライン手前でDFにクリアされた。この流れから、左サイドでボールを受けた杉本のマイナスの折り返しを、小林がスルー。後方から走りこんだ古田がフリーでシュートを放つが、これも枠を外れていった。
攻撃の手を緩めない日本は、34分、中央の杉本から左の古田へ展開。古田の絶妙なクロスに、ニアサイドに飛び込んだ永井が、右足アウトサイドであわせるも、バーを直撃。こぼれを拾った杉本が強烈なシュートを放つが、これはGKのファインセーブに阻まれた。

攻め込めどゴールが奪えない日本だったが、0−0で迎えた後半立ち上がりの4分、永井がペナルティエリア外から、強烈なミドルシュートをゴール右隅に突き刺し、先制に成功する。16分には再び永井が強烈なミドルシュートを放つが、これはバーに嫌われ、17分にもGKと1対1になるが、これは相手GKのファインセーブに阻まれた。
均衡を破っても、なかなか波に乗り切れない日本は、反対に後半30分にミスからMF43番KHALDOON ABDELMOTI KH. ALHAMDANに抜け出され、この試合最大のピンチを招くが、放ったシュートは左ポストにはじかれた。これでヨルダンがより前がかりになった瞬間、カウンターから交代出場のFW指宿洋史が抜け出し、あっさりと追加点を挙げた。これで勝負は決した。続く38分には、こぼれ球を永井が強烈なシュートを突き刺して、3−0。

終わってみれば、ベトナム戦同様に差をつけ、2試合連続完封でヨルダンを下し、グループステージ無傷の3連勝で、世界への切符がかかった準々決勝・韓国戦に向け、大きな弾みをつけた。

以上
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