堅守の山形に対し、リーグ屈指の攻撃力を誇るガンバがどう対峙するかが注目されたこの第25節。
想定されたどおり、バランスよく守る山形に対し、ガンバはボールを持つものの、持ち味を出させてはもらえず前半を0-0で折り返す。
「いろんなアイディアを持ってねじ込め!」と後半、送り出された60分、前線で橋本、ルーカス、遠藤、平井とイメージを共有してゴールへ向かう中で完全に崩しきり、最後は平井が抜けたフリーでのシュートを決めてようやくゴールをこじ開ける。
だが、喜びもつかの間、全員で前へ前へ向ってくる山形にクロスから64分、最終ラインの裏をとられて68分と続けて失点を喫し、スコアは2-1。失点直後の立て続けの得点で逆転という流れから、山形が試合のリズムを引き寄せた。
リスクを負ってでも行くしかないガンバだったが、狙いの定まっている山形に対してゴールを奪うことはできず、決定的な場面を作ることなく試合終了。山形の術中にはまったガンバが痛い敗戦を喫した。
もう一度自分たちのサッカーを見直して、天皇杯を挟み、大宮戦につなげたいと話したガンバイレブン。リーグあと9試合、1つ1つ全力で向うしかない!
以上