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監督交代のお知らせ(10.09.12)

ヴィッセル神戸は、三浦俊也監督(47)を成績不振を理由に、本日(9月12日)付で、解任することになりましたので、お知らせいたします。なお、後任として、和田昌裕トップチームコーチ(45)が監督に昇格し、9月18日(土)J1リーグ戦第23節vs.サンフレッチェ広島(13:00キックオフ@広島ビ)より、指揮を執ります。また、安達亮強化部長(41)がヘッドコーチとなることもあわせてお知らせいたします。

三浦 俊也(Toshiya MIURA)
■生年月日:1963年7月16日(47歳)
■出身地:岩手県釜石市
■ヴィッセル神戸での成績(2009年8月〜2010年9月11日):
2009シーズン(8月〜) J1リーグ戦 4勝5分5敗(14位)、天皇杯2勝1敗(4回戦敗退)
2010シーズン J1リーグ戦5勝6分11敗(16位)、リーグカップ戦2勝1分3敗(予選敗退)、天皇杯1勝
※J1リーグ戦第22節終了時点

和田 昌裕(Masahiro WADA)
■生年月日:1965年1月21日(45歳)
■出身地:兵庫県神戸市
■ヴィッセル加入年:選手・1995年/スタッフ・1999年
■選手歴:
1980〜1982 御影高校(兵庫県)
1983〜1986 順天堂大学
1987〜1995 松下電器/ガンバ大阪
1995〜1997 ヴィッセル神戸
■指導歴:
ヴィッセル神戸ホームタウン事業部普及指導コーチ
ヴィッセル神戸サテライトコーチ
ヴィッセル神戸ジュニアユース監督
ヴィッセル神戸ヘッドコーチ(2005年)
ヴィッセル神戸強化部長(2006年)
ヴィッセル神戸チーム統括本部長(2007年〜2009年6月)
ヴィッセル神戸監督(2009年7月〜8月) ※1勝2分2敗(J1リーグ戦第16節〜第20節)
ヴィッセル神戸トップチームコーチ(2009年8月〜)
■資格:JFA公認S級コーチ(2007年取得)

安達 亮(Ryo ADACHI):ヘッドコーチ
■生年月日:1969年7月2日
■出身地:兵庫県西宮市
■ヴィッセル加入年:2006年
■指導歴:
横浜フリューゲルスコーチ
横浜フリューゲルスユース監督
横浜F・マリノスコーチ
鹿児島実業高コーチ
横浜F・マリノスユース監督
JFAナショナルコーチ(U-16日本代表・関西トレセン)
JFAナショナルコーチ(U-17日本代表監督・U-18日本代表コーチ)
ヴィッセル神戸U-21監督
ヴィッセル神戸ユース監督
ヴィッセル神戸強化部長(2010年〜)
■資格:JFA公認S級ライセンス

◇和田昌裕新監督コメント:
「昨年に引き続き、監督を務めることになりました。毎年、監督が交代することはクラブとして決していいことではないと思います。ただ、厳しい状況ではありますが、捉えようによっては自力で順位を上げることが出来る状況でもあります。もう一度選手と一緒になって、勝てるチームづくりに励んでいきたいと思います。
ファン・サポーターの方々にはご心配をおかけしていますが、自分が出来る限りのことを精一杯やって、期待にこたえたいと思います」

◇叶屋宏一代表取締役社長コメント:
「今回、和田昌裕氏を監督に昇格させることを決定しました。クラブとして、8月の連戦を今シーズンの結果を左右する重要な試合と位置づけていましたが、その大事な試合を勝ちきることが出来ませんでした。監督交代を検討はしていましたが、継続性を大事にするために、監督を代えずに戦い続けました。しかし、現状は残留争いを抜け出せない状況になっています。どこかで区切りをつけることも必要だと判断し、京都戦をその試合と位置づけ、挑みましたが結果敗戦となりました。リーグ戦12試合を残したこのタイミングでの交代が、必ず状況を好転させると信じて、今回の決断に至りました。
和田氏は、昨シーズンはチーム統括本部長からの就任でしたが、今回はコーチからの昇格です。現場でチームの状況を十分に理解し、選手のことも把握しています。このタイミングでの交代でロスなく状況を好転させるためには、現状を一番理解している和田氏にお願いするのがベストの選択だと思います。また、安達亮強化部長をヘッドコーチに就任させることで、監督と選手間のコミュニケーションが円滑に進むことを期待しています。そして、安達亮氏は、強化部長という立場で、自チームの分析を詳細に行っていました。シンプルにどうやったら点が取れるのか、という攻撃面での課題を修正してくれると思います。
今シーズンのスタートにあたり、継続性を持ったチーム作りをすることを掲げました。結果だけ見ると、シーズン途中での監督交代を行うことに変わりはありませんが、結果が出ないからすぐに別の監督を外部から連れてくるという形の交代ではありません。継続性を持ってクラブを発展させていくためには、頑丈な土台が必要です。頑丈な土台を作るためには時間も必要だと思っています。ファン・サポーターの皆様には、このような状況でご心配・ご迷惑をおかけしていますが、今回の交代で状況が好転することを信じていただきたいと思います。和田新監督を全員で支え、降格圏からの脱出、そして一つでも上の順位を目指していきたいと思っております」

以上
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