アメリカ遠征　親善試合
U17日本女子代表　1-0（0-0） U17アメリカ女子代表

■得点経過
66分　田中　美南（日テレ・メニーナ）

■U-17日本女子代表　先発メンバー
・GK
吉田　真由（福井工業大学附属福井高等学校）
・DF
村松　智子（日テレ・メニーナ）
田口　ひかり（JFAアカデミー福島）→ 81分 金澤　真美（常葉学園橘高等学校）
鈴木　里奈（常盤木学園高等学校）
長澤　優芽（日テレ・メニーナ）
・MF
浜田　遥（JFAアカデミー福島）→ HT 植村　祥子（藤枝順心高等学校）
猶本　光（福岡J・アンクラス）→ HT 田中　陽子（JFAアカデミー福島）
高木　ひかり（常葉学園橘高等学校）
和田　奈央子（JFAアカデミー福福島）→ HT 川島　はるな（JFAアカデミー福福島）
仲田　歩夢（常盤木学園高等学校）→ HT 後藤　亜弥（常葉学園橘高等学校）
・FW
京川　舞（常盤木学園高等学校）→ 31分 田中　美南（日テレ・メニーナ）

■選手コメント
ＧＫ：吉田　真由
アメリカには11日にも勝っていたので、今回も負けられないというプレッシャーがあったが、みんな暑さにも負けずに90分間体を張ってプレーできたので勝つことができた。シュートはあまり打たれなかったが、まだまだ足元のプレーに課題が残るので、自分のチームに戻ってからもしっかり今回の自分の課題を見直していきたい。

ＤＦ：鈴木　里奈
気候などがトリニダード・トバゴでのワールドカップに近い状況で、1−0という結果を出せたのはとてもうれしく、自信につながった。相手はスピードがあるのでまず裏をとられないこと、そしてパワーを持ったドリブルをされない守備を心がけた。味方と連携をとり、相手に余裕をもった攻撃をさせなかったのが良かったと思う。アメリカと対戦できたことで、欧米のチームに対しての戦い方のよいシミュレーションになったので良かった。

ＤＦ：村松　智子
今日の試合はこのアメリカ遠征最後の試合だったので、みんな気合いが入っていた。アメリカはとてもプレッシャーが速いので、判断を速くしようと思って試合に臨んだ。攻撃から守備の切り替えが早く出来て、くずされる場面が少なかったと思う。世界大会に行けばプレッシャーが速いチームはたくさんあると思うので、ダイレクトパスなどの精度を上げていきたいと思う。

ＭＦ：後藤　亜弥
今日の試合は前半からいい形で攻めることができていてよかった。でも疲れてくるとミスパスが多くなって相手にボールを渡してしまっていたので、ミスをもっと減らせたら自分たちが疲れないでプレーできると思った。後半から試合に出たが、もっとボールを引き出して自分で勝負したり、味方を使ってプレーできたら良かったと思った。その中でも、裏でボールを受けてセンターリングを上げて、田中美南選手がゴールを決めたのはうれしかった。

ＭＦ：仲田　歩夢
アメリカ代表のような大きな相手と試合をしてみて、アプローチの速さやコンタクトの強さをとても感じた。今日の試合は右サイドハーフだったが、自分で持ち出すというよりもパスが多くなってしまったので、もっとドリブルでサイドを突破することが自分には必要だと思った。いい形ができてもシュートを決めることができないというのが前線の課題でもあるので、シュートの質をもっと高めていきたい。全体的にチームのまとまりもでてきて、チーム一丸となって試合に臨めたことが勝ちにつながったと思う。カナダ戦、アメリカ戦共に世界大会のいいシミュレーションになった。今回出た課題を改善できるよう、これからのトレーニングで意識していきたい。

■吉田監督　総評
ワールドカップが行われるトリニダード・トバゴの気候に近い、蒸し暑く変わりやすい天気の中で、代表チームと3試合を行えたことは非常に良かった。チームでやろうとしている、自信を持ってボールを運ぶ、相手をかわすという日本の女子選手のいい部分をもっと伸ばし、それで勝負できれば、暑い中でももっと効果的に試合を運ぶことができる。相変わらずボール際の強さ、フィジカルの差、体格の差を感じるので、それを感じさせないくらいのスキルで試合運びをしたい。個人で勝負することを恐れているようでは戦えないが、この遠征を通じて、戦える選手は増えてきていると感じている。ワールドカップに向けて、選手は課題を持ち帰りレベルアップしてほしい。

以上