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2連覇まであと一つ!韓国戦前日トレーニング 東アジア女子サッカー選手権2010 決勝大会レポート(10.02.12)

 6日に開幕した東アジア女子サッカー選手権もいよいよ大詰めを迎える。男子に先駆けて最終日を明日に控え、なでしこジャパンが大会2連覇を目指して最後の調整を行った。
昨日の試合に出場したメンバーはリカバリーメニューをこなし、明日のスタメンが予想されるメンバーは約1時間ほどのトレーニングを行った。ボール回しで体を温めると、8−8のミニゲームに移る。その後は個々のシュート練習、攻撃スイッチ後の組み立てからのフィニッシュまでと、ゴール前での最終調整が行われた。その後非公式となったトレーニングではゲーム形式で対韓国の動きをピッチ上で確認した。
 今大会最後の相手は韓国。日本と同様にベテランと若手のバランスが取れたチームで、エースのパク・フィヨンの得点能力はアジアの中でもトップレベル。攻守の切り替えが早い中盤をどう制するのかがポイントとなりそうだ。ここまで日本のボランチは2戦で4人が起用され、その力を試された。明日はどの組み合わせで臨むのか。トップの顔ぶれは?最後の戦いでなでしこジャパンはどんなチャレンジをするのか、注目の韓国戦は13日15時10分に味の素スタジアムでキックオフを迎える。

●なでしこジャパン 佐々木則夫監督
 今日はこれまでやってきたことをベースに韓国の特長のポイントだけをピッチで再現しながら、少しだけ確認程度にゲームを行いました。韓国は特筆するようなプレーをするチームではないですが、ポゼッション能力は非常に高い。我々は自分たちの力を出すことと、守備と連動した中で攻撃に転じることが大切。連戦をやっていく中で、疲労もあると思うが、アジアカップやワールドカップを考えるとその中で戦えることが重要。いいシミュレーションになるでしょう。韓国は若い選手も育っていて、今後日本にとってよきライバルになると思います。明日の試合に自信があるというよりは、これまでやってきたサッカーに自信がある。明日はその力を惜しみなく発揮できれば、結果がついてくる。奢ることなく、サッカーをやるだけです。

●近賀ゆかり選手
 ここまできたら、やってきたことを全部出せるようにするだけです。韓国とは最近戦ってないんですよね。私個人的には、北京オリンピックの予選で点を取られているので、11番のパク・フィヨンに決められている印象が強いので、そこはケアしていきたいです。この前の試合は一つ前の右サイドをやったんですけど、まだまだです。いいときに顔を出せていないっていうか・・・。FWやボランチともっと連携を取りながらやっていかないとダメですね。後ろからの指示を聞く場面は自分でスイッチを入れる場面、自分の中ではそういう切り替えのところは大事にしていきたいと思っています。

●岩渕真奈選手
 注目されてプレッシャーはあったけれど、タイペイ戦で得点できて落ち着けました。今大会で得点を取れたことを自信にして次の試合に向かいたいと思います。中一日だけど、疲れてるとかは言い訳にならない。明日は出ることができたらドリブルとか自分のプレーを出したいです。

以上
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