本文へ移動

オフィシャルニュース

一覧へ

フレッシュなメンバーでチャイニーズ・タイペイ戦へ 東アジア女子サッカー選手権2010 決勝大会レポート(10.02.10)

東アジア女子サッカー選手権第2戦を迎えるなでしこジャパンは、明日の会場となる国立競技場で、公式スタジアム練習を行った。
 前回同様、冒頭15分のみの公開となったが、8-8でゲームを行うなど約1時間の調整を行った。練習後に公式記者会見に臨んだ佐々木則夫監督は、「明日はターンオーバー的にメンバーを大きく変えます」と明言した。とはいっても、チリ遠征からこのパターンで大会を戦い、それぞれにチーム力を培ってきた選手たちだ。もちろん結果も出してきている。
佐々木監督も「結果は出してくれると思います。自国開催のオフィシャルな大会というプレッシャーと、しっかりとラインコントロールしてくる守備の相手に対して、どう対応するか。まずは自分自身に勝つことがポイントになってくるでしょう」と語った。
 明日の相手はチャイニーズ・タイペイ。確かに実力としては格下といえるが、初戦の韓国戦でも前半こそ3失点してしまったが、後半にはしぶといマークと全員でのプレスが機能し、韓国の攻撃を最小失点に食い止めた。攻撃面では、なでしこが、どうしても前がかりになると予想されるだけにふいのカウンターには注意したい。
 そして明日はフレッシュな面々が登場するということで、これまでとはまた違ったなでしこたちのプレーを目にすることができるだろう。結果はもちろんだが、明日のスタメン入りする選手たちにとっては、FIFAワールドカップの予選を兼ねたAFC女子アジアカップ前の最後のアピールの場。これまでの合宿で、自分が何を求められているのか、そして課題はどこなのか。
明日のピッチで表現できれば、アジアへの道も、そしてその先に続く世界への道にも立つチャンスを掴むことができるかもしれない。明日は悪天候も予想される。ピッチを取り巻く環境をどう自分たちで開拓していくのか。どのような90分に仕上げてくるのか、そのサッカーに注目したい。

●岩渕 真奈選手
 スタメンで出れるかどうかはわかりません。でも何日か前に「スタメンで行くかもしれないから」とは言われました。前回の試合では、何もできなかった。次の試合に出れたら、自分らしいプレーをしたいです。ドリブルとか、ゴールとか・・・点に絡むプレーをしたいです。ゴールを約束することはできませんが(笑)、でも狙っていきます!

●鮫島 彩選手
 オーバーラップして攻撃をする機会を探っていきたいです。得点に絡む動きは私の持ち味なので・・・。ポジションは所属チームとは違って、代表ではサイドバックをやっていますが、試合の中で状況を見極めて上がっていきたいですね。自分の特長は攻撃力。でも代表では守備もしっかりとがんばっていきたいです。

以上
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

J.LEAGUE TITLE PARTNER

J.LEAGUE OFFICIAL BROADCASTING PARTNER

J.LEAGUE TOP PARTNERS

J.LEAGUE SUPPORTING COMPANIES

TOP