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遠征後半へ向けてリフレッシュ なでしこジャパン チリ遠征レポート 〜1月16日 トレーニング〜(10.01.17)

第2戦チリ戦翌日の午前トレーニングは10時30分からスタジアム近くのグランドで行われた。
フル出場メンバーは別メニュー、それ以外の選手はしっかりとトレーニング。攻撃陣はダイレクトでのフィニッシュ、守備陣も前へ飛び出してフィニッシュまでのタイミングを繰り返し行った。ミニゲーム形式では動きやポジショニングに佐々木監督から細かな指示が飛ぶ。約2時間のトレーニング後、ホテルへ戻った選手たちにはある企てがあった。
この日誕生日を迎えた山郷のぞみ選手がバスから降りた直後、全員で小麦粉シャワーでの祝福。率先して指揮にあたっていたのは大野忍選手と宮間あや選手だ。当初の予定では山郷選手のみがターゲットとなっていたが、実はこの二人も1月生まれ。山郷選手を襲撃したあとは、この二人も当然小麦粉まみれになった。一連のイベントの影の首謀者は澤穂希選手。全員が真っ白になりながら歌うバースデーソングが駐車場にこだましていた。
そして監督からも嬉しいプレゼントがあった。連日午前・午後の2部トレーニングが行われてきたこの遠征。ちょうど中日となるこの日の午後はオフとなった。体のケアを行ったり、昼寝をしたり、買い物へ行ったりとそれぞれに時間を過ごし、明日の紅白戦を前につかの間の休息を楽しんだ。

◆熊谷 紗希選手コメント
やっぱり“なでしこ”は違います。前回チリに来たときはFIFA U-20ワールドカップでした。そのときは自分が一番年下でしたし、昨年のAFC U-19女子選手権では一番年上とかありますが、同年代は同年代です。でもここは“なでしこ”ですから経験値も絶対的に違います。自分がそう感じているからかもしれませんが、緊張感が全然違いますね。だからこそ、自分を追い込めると思います。
今はセンターバックをやらせてもらっていて、そのポジションでどれだけやれるか。ここへきて新しいことっていうのは特にないと思うんですが、やってきたことをどれだけやれるか。当たり前のことが一番難しいです。昨日の試合では、南米のプレースタイルにタイミングが全然合わせられませんでした。ドリブルや仕掛けてくるタイミングがわからない。失点のシーンもそうでした。ここから南米との試合が続くので改善していけたらと思います。

◆山根 恵里奈選手コメント
チリに来て、まずはトレーニングについていくことで精一杯といった感じです。ピッチで澤さんだったり、宮間さんだったり声を出して盛り上げていってる姿とか“代表”を感じます。
普段でも、体のことを考えてどう過ごしたらいいかを考えてやってるのがすごくよくわかるんです。あと宮間さんは私より体は小さいですけど、すごく食べる(笑)。福元さんと宮間さんの食欲にはかなりビックリしました。昨日の試合では緊張して不安でどうしよう・・・っていうのではなく、もう自分やるんだ、やるしかないっていう高ぶりがありました。でも、前回のチリでのFIFA U-20女子ワールドカップのときもファーストタッチが失点だったんです。今回も失点してしまいました。90分通しても悪いところが出てしまっていた。特に同点という展開で、CKをキャッチした後のキックでカウンターにつなげるような出し方ができなかったことは悔やまれます。もっと冷静に見れる目と頭を持たないとダメですね。とにかく、この合宿でやっているだけではうまくはなれない。ミスしちゃいけないとかじゃなくてミスしてもいいからやろうという発想を持って課題を見つけて帰りたいです。

以上
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