このたび、(株)クリムゾンフットボールクラブ(ヴィッセル神戸)では、代表取締役社長の安達貞至(71)が任期満了に伴い退任し、 2010年1月1日付で代表取締役専務の叶屋宏一(42)が、代表取締役社長に就任することが決まりました。なお、安達貞至代表取締役社長は、同日付けで取締役副会長に就任することを、あわせてお知らせいたします。
叶屋 宏一(かなや こういち)プロフィール
■生年月日:1966年12月18日(42歳)
■出身地:福岡県
■経歴:1982年 練馬区立関中学校卒−1985年 都立西高校卒−1989年 上智大学経済学部卒
1989年4月 三和銀行株式会社 入行
1996年2月 メリルリンチ証券会社東京支店 入社
2001年4月 バンクオブアメリカ証券会社東京支店 入社/営業本部長就任
2004年3月 株式会社クリムゾンフットボールクラブ 入社/専務取締役就任
2007年2月 株式会社クリムゾンフットボールクラブ 代表取締役専務就任、現在に至る
安達 貞至(あだち さだゆき)プロフィール
■生年月日:1938年4月4日(71歳)
■出身地:兵庫県
■経歴:1954年関西学院中学部卒−1957年関西学院高等部卒−1961年関西学院大学商学部卒
1961年 ヤンマーディーゼル株式会社入社
1986年〜1995年 ヤンマー東日本株式会社 代表取締役社長に就任
1995年11月 株式会社ヴィッセル神戸強化部長に就任
1996年8月 株式会社ヴィッセル神戸常務取締役ゼネラルマネージャーへ昇格
1996年11月 契約満了に伴い退社
1997年2月 全日空スポーツ株式会社(横浜フリューゲルス)ゼネラルマネージャーへ就任
1998年10月 全日空スポーツ株式会社(横浜フリューゲルス)退社
1998年10月 株式会社ニシテック入社、顧問として就任
1999年3月 日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)マッチコミッショナー就任
2004年3月 日本フットボールリーグ(JFL)マッチコミッショナー就任
2005年5月 株式会社クリムゾンフットボールクラブ(ヴィッセル神戸)ゼネラルマネージャーへ就任
2005年6月 株式会社クリムゾンフットボールクラブ(ヴィッセル神戸)常務取締役へ就任
2006年4月 株式会社クリムゾンフットボールクラブ(ヴィッセル神戸)代表取締役社長へ就任 ※ゼネラルマネージャー兼任、現在に至る
■三木谷浩史代表取締役会長コメント:
「今回、安達社長の取締役副会長就任、そして叶屋新社長の就任が決まりましたことをお知らせします。
2004年にヴィッセル神戸の経営を引き継ぎ、新生ヴィッセルとして6シーズンが経ちました。過去6年間、核となる中心選手の積極補強に加え、クラブハウス・練習場・三木谷ハウスなど、Jリーグの強豪チームを目指してインフラ整備など、ハード・ソフト両面での様々な取り組みを推し進めてまいりました。これらの礎をもとに今後のさらなるクラブの持続的な発展を目指すにあたり、この時期にチーム・事業の連携強化と財務体質の健全化が大切であると考え、今回の体制変更となりました。
新体制の陣容は、代表取締役会長 三木谷浩、取締役副会長 安達貞至、代表取締役社長叶屋宏一となります。この体制で引き続き『ACL出場』を目指し、クラブ運営に取り組んでいきたいと思います。また、安達社長には取締役副会長として、主に強化面で貢献していただけることを期待しています。
なお、私自身も、これまでと変わらず、クラブ経営を通じて、地元である神戸の活性化により一層貢献していきたいと思っています。引き続き、ヴィッセル神戸へのご支援・ご声援を何とぞよろしくお願い申し上げます。」
■安達貞至代表取締役社長コメント:
「ヴィッセル神戸が誕生した1995年からクラブに携り、神戸の方々に愛されるクラブを作り上げることに邁進してまいりました。そして2005年、一時はクラブを離れていた私を再び受け入れてくださり、ここまで務めさせていただいたことに、感謝いたします。
また、いぶきの森練習場やスタジアムなどで、選手だけではなく、私にもお声がけいただいたファン・サポーターの皆さん、スポンサー様、地元市民の皆様など関係者の方々に、深く御礼申し上げます。
このたび、任期満了に伴い、代表取締役社長を退任し、一線を退くことになりましたが、今後は違う立場からクラブの発展に尽力していきたいと思っております。
今後ともヴィッセル神戸へ、より一層のご声援、ご支援をよろしくお願いいたします。」
■叶屋宏一新代表取締役社長コメント:
「2010年1月1日より、代表取締役社長に就任することになりました、叶屋宏一です。
ヴィッセル神戸は、2010年に創立15周年を迎えます。この節目の年を機に、収支均衡、独立採算型のクラブ経営の体質を作り上げていく必要性を強く感じております。また、『発掘育成型クラブ』として、2004年の譲渡後、築き上げてきた礎をもとに、継続性のあるチーム作りを進めていきたいと思います。
クラブ経営の健全化とチーム力の強化という両面を、同時に推し進めていくことは容易なことではありませんが、クラブを発展させ、クラブの理念である『ヴィッセルに関わるすべての人を幸せに』するために、全力で努力していきたいと思います。
今後ともより一層の応援、ご支援をよろしくお願いいたします。」
以上