このたび、株式会社サンフレッチェ広島は、Jリーグ鬼武健二チェアマンよりJリーグヤマザキナビスコカップ第5節大分トリニータ戦の先発メンバーについて、下記の通り、制裁決定の通達を受けました。
弊クラブは、このたびの制裁決定に対し、本谷祐一 代表取締役社長、また本件に関わる弊クラブの関係者に対して、下記の通り懲戒を行うことを決定いたしましたのでお知らせいたします。
■違反行為の内容と経緯
2009年6月3日(水)、九州石油ドームにて開催されたJリーグヤマザキナビスコカップ第5節「大分トリニータvs.サンフレッチェ広島」において、サンフレッチェ広島は先発メンバー11名中10名が、Jリーグ規約第42条に定められている「最強チームによる試合参加」の基準を満たしていませんでした。
本件については、事前にJリーグ事務局に対し、Jリーグ規約第42条の解釈について問い合わせをしております。そのうえで規定には抵触しないという判断のもとにメンバーの選考を行いましたが、Jリーグ事務局の回答にも不明瞭な部分があり、結果としてこのような制裁を受けることとなりました。
■クラブに対する制裁の種類および内容等
(1)対象:株式会社サンフレッチェ広島
(2)制裁の種類および内容
1、制裁金:1,000万円
2、適用条項:『Jリーグ規約』
第42条 〔最強のチームによる試合参加〕第2項
第148条〔チェアマンによる制裁及び調査〕
第42条の補足基準 第5項 第1号 制裁金
第156条〔酌量軽減〕第1項
■株式会社サンフレッチェ広島における懲戒
(1)対象:本谷祐一 代表取締役社長
1、内容:減給(月額基本給の15% 1か月)
(2)対象:織田秀和 強化部 部長
1、内容:減給(月額基本給の10% 1か月)
(3)対象:事業本部 運営部 試合運営担当者 1名
1、内容:減給(月額基本給の10% 1か月)
■本谷祐一代表取締役のコメント
経緯はともかく、結果的にサポーターの皆様・関係者の方々に、ご心配・ご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。クラブは今回の決定を真摯に受け止め、再発防止に取り組んで参ります。
以上