この度、幣クラブの松本育夫取締役兼ゼネラルマネージャーが、財団法人日本サッカー協会より日本サッカーへの顕著な功労者として第6回日本サッカー殿堂掲額者(特別選考)として選出されましたのでお知らせいたします。日本サッカーミュージアム内(地下1階)に「日本サッカー殿堂」を設置して掲額され、9月10日(木)、日本サッカーミュージアム1階ヴァーチャルスタジアムにおきまして、掲額式典が開催されます。
■投票選考(1名)
・松本 育夫(まつもと いくお 78票/得票率79.6%)
※掲額者の詳細プロフィールは、下記をご参照ください。
※投票方法は、一人3票の記名投票で、満票は98 票となります。得票75%以上が掲額対象となります。
◆今回は他にも以下の3名の方が選出されております。
■特別選考(3名)
・高橋 英辰(たかはし ひでとき)
日本代表監督として、日本サッカーの強化に尽力。日立の監督としても数々の業績を残す。
・大谷 四郎(おおたに しろう)
サッカー記者として日本のサッカーの普及と強化に尽力。
・丸山 義行(まるやま よしゆき)
国際審判員。日本人初のワールドカップ審判員。審判技術の向上と審判員育成に尽力。
【今後のスケジュール】
掲額式典 9月10日(木)17:00 JFAハウス 日本サッカーミュージアム
【松本育夫取締役兼ゼネラルマネージャーのコメント】
私を育ててくださいました全ての指導者、チームメイト、そして私の指導を受けた多くの選手たちに心より感謝申し上げます。この名誉ある受賞をバネに更なるサッカー界への貢献に全身全霊を傾注致し、サッカー人生を輝かせるものにしたいと決意致しました。
◆松本育夫(まつもと いくお)プロフィール
・1941年11月3日 栃木県宇都宮市に生まれる(現67歳)
・1964年 早稲田大学卒業。マツダ(株)に入社。社業のかたわら、サッカー選手、指導者として活躍。
・1996年 人材開発部部長を最後にマツダ(株)を退社。
・1996年8月〜99年1月 Jリーグ・京都パープルサンガ・チーム統括ゼネラルマネージャーを務める。
・1999年4月 J2・川崎フロンターレ監督に就任。(J2優勝・J1昇格)
・2000年 富士通川崎スポーツ・マネジメント(株)代表取締役社長に就任。
・2002年4月 地球環境高校サッカー部監督に就任。同年11月、創部7ヶ月にして長野県大会で優勝。全国高校サッカー選手権大会出場。続いて、高校総体でも代表となる。
・2003年 地球環境高校 辞任。
・2004年〜06年 J2・サガン鳥栖監督
・2007年 (株)サガンドリームス専務執行役員ゼネラルマネージャーに就任。
・2009年 (株)サガン・ドリームス取締役兼ゼネラルマネージャーに就任、現在に至る。
■サッカー歴
○全日本代表:早稲田大学1年生より9年間務める。
○メキシコオリンピック 銅メダル。FIFAフェアプレー賞受賞。
○バンコク・アジア大会 銅メダル。
○天皇杯全日本選手権 優勝4回
○日本サッカーリーグ 優勝5回(初年度より4回連続優勝)
○渡航歴:75回遠征・86カ国歴訪。
○海外留学:文部省海外スポーツ研修生として1981年から82年西ドイツ留学。
○資格:FIFA(国際サッカー連盟)公認コーチ、日本サッカー協会公認S級ライセンス
○解説:NHK・日本テレビ・スポーツ報知 等々
○指導者:東洋工業(現:マツダ?)監督、U-19日本代表 監督、U-23日本代表 監督、日本代表コーチ、川崎フロンターレ監督、サガン鳥栖監督
○著書:「燃えてみないか、今を!」 ぱるす出版、「サッカーになぜ世界は熱狂するのか」 毎日新聞社、「尽くしてみないか、全力を」 実業之日本社、「松本育夫のサッカー スーパー監督学」 郷土出版社「天命」 クリークアンドリバー社
■事故:1983年11月、出張先でガス爆発事故に遭遇し、両手両足骨折、全身の40%火傷の重傷を負うが、九死に一生を得て奇跡的に助かる。
以上