本日(7月20日)、大分市内のホテルにて行われた大分トリニータ ポポヴィッチ監督の就任記者会見でのコメントについて、下記の通りご紹介させてきます。なお、ポポヴィッチ監督は明日のトレーニングより指揮を取る予定となっております。
【ポポヴィッチ監督 記者会見でのコメント】
「こんにちは、ランコ ポポヴィッチです。(日本語)
まずたくさんの方に、この会見場に来ていただいたことを感謝致します。合わせて、現在トリニータは非常に厳しい状況に置かれていることも理解しています。しかし、そんな状況にあっても自分の能力を最大限に生かしてチームの可能性を高め、良い状況に変えていくことによって、ひとつのミラクルを起こしたいと考えています。
大分は昨年良い成績を残していたにも関わらず、現在の状況にあるということは、サッカーが常に新しいことをやっていかなければならないということであると言えます。そして、大分の選手たちは高い能力を持っていますので、そのモチベーションをさらに上げて、現状に変化をもたらせたいと思います。
すべての選手たちの可能性を引き出し、厳しいトレーニングの中で、絶対にあきらめないという精神を植えつけて行きたいです。私の指導法については、ここで話すよりも実際にピッチ上で見ていただければと思います。
選手たちは、今はプロとして当然のことながらお金を稼ぐという環境にありますが、彼らもサッカーを始めたころは純粋にサッカーを楽しみたい、サッカーが上手くなりたい、という気持ちでプレーをしていたと思います。その時のように、皆がサッカーを楽しみ、シーズンを終えた時に共に笑い合えるように頑張っていきたい。
最後になりますが、浦和戦を見たときに、大分の素晴らしいサポーターの存在を再認識することができました。チームが強くなるためにはサポーターのあと押しが不可欠ですので、是非ともこれまで以上に熱い声援をお願いしたいと思います。大分に来られたこと、大分の監督として指揮ができることを心から光栄に思います。今日はありがとうございました。」
以上