浦和レッズは、「国連の友アジア−パシフィック(FOUNAP)」と提携することになり、12日未明(ニューヨーク時間11日)、国連本部(ニューヨーク)にて、両者の調印式を行いました。
FOUNAPは、国連と民間部門の架け橋として、国連の理念を世界に啓蒙する国連関連機関で、国連の友(本部・ニューヨーク)のアジア太平洋地区での活動を担っています。浦和レッズが「草の根国際交流」として2007年からスタートしたアジアの子どもたちとの交流活動であるサッカープログラム「ハートフルサッカー in アジア」を手始めに提携活動を開始いたします。
弊クラブのハートフルサッカーを行う普及グループ「ハートフルクラブ」は、「子どもたちの心を育む」ことを目的として埼玉県内・さいたま市内で活動しております。また、地域の方々がスポーツを通じてコミュニケーションを図るスポーツランド「レッズランド」(さいたま市桜区、約140,000平方メートル)を2005年にオープンしたほか、障害者の方々との交流を行っています。これら国内外での活動が評価されたことを契機に、地域貢献に一層役立てたいと希望しております。
1.提携の骨格
(1)両者は2009年の「ハートフルサッカー in アジア」をスタートに提携していきます
(2)FOUNAPは「子どもたちの心を育む等浦和レッズの活動は平和の文化に資する貢献活動である」と評価します
(3)浦和レッズは「国連の理念を啓蒙するFOUNAPの活動を支援」します
(4)提携を2009年から開始し、中長期的な友好関係を構築していく努力を継続します
※ 国連本部での基本合意書の調印は、FOUNAP理事長のノエル・J・ブラウン博士と弊クラブ代表藤口光紀により行われました
2.提携活動
(1)提携のキャッチフレーズを「Culture Of Peace!CultureOfFootball!」として活動します
(2)浦和レッズの「ハートフルサッカー in アジア」を両者共催とし、コーチウェアに国連マークをあしらったFOUNAPロゴを掲出する等により提携を推進します
(3)弊クラブは、国連理念啓蒙を支援するための告知活動、募金募集活動の場(ホームゲーム試合会場等)を提供します
(4)弊クラブは、国連の活動促進のため、FOUNAPに対し寄付を行います
(5)ほかの提携事業も検討のうえ、実施していきます
3.「ハートフルサッカー in アジア」について
(1)主に子どもたちを対象に技術というよりも「心を育む」ことを目的に2003年にスタートした浦和レッズの普及チーム「ハートフルクラブ」(キャプテン1名、コーチ8名)が主体となって活動しています
(2)2007年「草の根国際交流」としてアジア各国での活動を開始し、2年間で、韓国、中国、シンガポール、タイ、マレーシア、インドネシア、UAEの計7カ国(延べ9カ国14都市)で約2,500名の子どもたちとサッカーを楽しみました
(3)2009年は、3月26〜28日のUAE(アブダビ、アルアイン)を皮切りに計5カ国程度を訪問する予定です(主催/浦和レッズ、共催/国連の友アジア−パシフィック、協賛/三菱商事株式会社等)
FOUNAPホームページへ( http://www.founap.org/ )
以上