(株)エスパルスでは、二酸化炭素排出権購入に関する契約の詳細および今後のエスパルスの環境問題への取り組み(『エスパルス カーボンオフセットクラブ化計画』)について記者会見を行ない、その概要を下記の通りご案内申し上げます。
■二酸化炭素排出権購入に関する契約について
二酸化炭素排出権購入について昨年12月27日、日本プロスポーツ界として初めて取り組むことを決定し、1月25日に株式会社三井住友銀行と二酸化炭素排出権購入に関する契約を締結いたしました。なお、本契約は国連認証済みで、最終的に排出権は日本政府に譲渡されます。
【二酸化炭素排出権購入数量】
1,800トン。日本平でのホームゲーム開催時に発生する5年分のCO2排出量(電力消費、ゴミ排出、シャトルバスなど)に相当します。5年間の期間設定は、京都議定書の約束期間に対応しています。
【購入先】
アラプセル・インディアヴァイ株式会社 小水力発電プロジェクト (ブラジル/マット・グロッソ州)
【排出権購入仲介】
三井住友銀行
■エスパルス カーボンオフセットクラブ化計画
エスパルス内に『エコチーム』を発足させ、短期〜中・長期での様々な二酸化炭素削減活動と環境啓蒙活動を、クラブ・サポーター・スポンサーが三者一体となって展開していきます。行政にも協力をお願いし、日本平スタジアムのエコ化も推進していきます。また、業務提携として鈴与グループにご協力していただきます。
【理念】
1.サッカーを愛し、地域スポーツ文化の発展に寄与するクラブとして、次世代にサッカーを快適に楽しめる環境を残すのはクラブの義務だと考えています。
2.一流のサッカークラブを目指すのみならず、環境においてもグローバルスタンダードをクラブの標準としていきます。
3.CSRはエスパルスが大切にしている活動の一環であり、この分野をさらに充実させ、地域、さらに地球に貢献できることはクラブの喜びと考えています。
【今後の取り組み】
紙コップ回収リサイクル推進、MYカップ&MY箸の推奨、エスパルス・エコブックの制作・配布による啓蒙活動、エコチャリティやエコマッチの実施、エコスポンサー制度の導入、本社施設の省エネ化、社有車のエコカーへのスイッチなど
以上