Jリーグは本日(12月3日)の臨時理事会で、2008年からのJ2入会を申請していたロッソ熊本及びFC岐阜について審議し、両クラブの入会を承認しました。
本日入会が承認されたロッソ熊本及びFC岐阜の概要については、下記の通りです。
【ロッソ熊本】
■法人名
株式会社アスリートクラブ熊本
代表取締役 前田 浩文
■設立:2004年12月21日
■所在地 熊本県熊本市水道町5-21 コスギ不動産水道町ビル3F
■所属リーグ
2006年〜:JFL(2005年〜:九州リーグ1部)
■ホームタウン
熊本市
■ホームスタジアム
熊本県民総合運動公園陸上競技場(KKウイング)
【FC岐阜】
■法人名
株式会社 岐阜フットボールクラブ
代表取締役 鈴木 誠
■設立:2006年8月28日
■所在地
岐阜県岐阜市学園町3-42 未来会館6F
■所属リーグ
2007年〜:JFL(2006年〜:東海リーグ1部)
■ホームタウン
岐阜市
■ホームスタジアム
岐阜メモリアルセンター長良川競技場
《参考》
『Jリーグ規約』第3章「Jクラブ」
第19条の2〔J2クラブの資格要件〕
(1)J2クラブは、以下の要件を具備するものでならなければならない.
日本法に基づき設立された公益法人または発行済株式総数の過半数を日本国籍を有するものが保有する株式会社であること
プロA契約書を締結した選手を5名以上保有していること
協会の加盟チームに関する規定に定める登録種別の第1種、第2種、第3種および第4種に属するチームを有していること(ただし、第4種についてはその年代に対するサッカースクール、クリニック等の活動を行っていることで足る)。なお、第2種、第3種および第4種のいずれか一つに関しては、クラブがJ2クラブとして初めて参加したシーズンを含め3シーズンが終了するまで猶予を設ける
ホームスタジアムを確保していること
第113条および第114条に定める監督およびコーチを保有していること
第20条〔入 会〕
(2)Jリーグは、次の条件を満たす準加盟クラブをJ2会員として入会させることができる
準加盟クラブとしての相当期間におよび活動実績において、理事会からJ2会員としての適正が認められたこと
第19条の2 第1号から第5号までの要件を具備すること
JFLにおける年間順位が、4位以内であること。ただしこれは、将来J2会員数が所定の数(現段階では18を想定)に達するまでの暫定的な定めとする
入会直前年度までに、ファンクラブや後援会などの安定的な支援組織を整備すること
入会直前年度のJFLのリーグ戦における1試合平均観客数が、原則として3,000人以上であること
入会直前年度に、法人に常勤役員がおり、かつ常勤社員が3人以上いること
入会直前年度における年間事業収入が1.5億円程度になると、合理的に推測できること
(3)J2会員として入会を希望するクラブは、9月30日までにチェアマンに対し所定の入会申込書を提出しなければならない。
(4)Jリーグ事務局は、前項の入会申込書を提出したクラブに関し、次の事項を行う。
クラブ責任者および行政当局責任者からの聴聞
地域との協力関係およびホームスタジアム、練習場等に関する現地調査
クラブの経営状態、チームの戦力、観客数、選手育成その他Jリーグが必要と認める事項に関する調査
(5)理事会は、前項の調査等の結果を踏まえ、入会の可否を審議し、その結果を第3項の申込み期限から3ヶ月以内またはJFLシーズン終了の3日後までに、当該クラブに書面で通知する。
(6)前項により、J2会員としての入会を承認されたクラブは、Jリーグに対し、承認日から1ヶ月以内に、所定の入会金を納入しなければならない。この場合におけるJ2会員としての資格は、所定の入会金の納入完了を条件として、承認日に遡り認められるものとする。
第113条[トップチームの監督]
Jクラブのトップチームは、監督として協会が認定したS級コーチライセンスを保有する者を置かなければならない。
第114条[トップチーム以外の監督またはコーチ]
Jクラブのトップチーム以外のチームは、監督またはコーチとして、協会が認定した次の各号に定めるコーチライセンスを保有する者を1名以上置かなければならない。
サテライトチーム:A級以上
2種、3種および4種チーム:B級以上
以上