9月2日(日)開催のサガン鳥栖vs.アビスパ福岡戦(於:鳥栖スタジアム)において、アビスパ福岡サポーターによるトラブルが発生いたしました。
サガンドリームスでは、アウェイサポーター専用入場口を設置し、ホーム側応援エリアとアビスパ福岡側応援エリア間を封鎖する等、この試合に備えて通常以上の対応をとっておりましたが、今回起こった出来事につきましては、一般のお客様に多大なご心配とご迷惑をおかけすることとなり、誠に申し訳ありませんでした。今後は、改めて試合運営のあり方を見直していくよう善処してまいります。
ご来場いただいた全ての方にご心配とご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。
以下、当日のトラブルの概要およびそれに対する弊クラブの対応につきましてご報告いたします。
○ トラブルについて
1.ペットボトルの投げ込み
後半9分および試合終了後、アビスパ福岡側のゴール裏、バックスタンドおよびメインスタンドからペットボトル、傘ほかの投げ込みが行われた。
2.ピッチへの飛び降り
試合終了後、審判への抗議のため、アビスパ福岡サポーターがメインスタンドへ侵入、ピッチへ飛び降り、審判を追って関係者ロビーへ侵入。審判へ駆け寄ろうとしたところをスタッフに取り押さえられた。
3.関係者ロビーへの侵入
試合終了後、審判の判定に不満を持つアビスパ福岡サポーターが大挙して関係者ロビーへ押しかけた。一時、数名がロビー内へ押し入り、警備員および鳥栖スタッフでロビー外へ押し戻したところ、スタッフおよび警備員が蹴られるなどの行為があった。福岡チーム統括部長の説明後、サポーターは解散した。
4.一般観覧者との接触
試合終了後、ゴール裏にいた福岡サポーター数名が、ゴール裏からスタンド内へ侵入し、その際、男子小学生がその衝撃で腰を強く打ち、体調が悪くなり救急車にて病院へ搬送された。
○弊クラブの対応について
弊クラブとしては、上記1.から4.の事項につきJリーグに報告したところです。
加えて、二度とこのような事態にならぬよう、アビスパ福岡とも具体的な対応策の検討をし、安全な九州ダービーの試合運営に向けて両クラブ間で協議を行っていく所存です。
( なお、2日に病院に搬送された男子小学生は、2日中に退院し、今後しばらく自宅近くの病院に通院予定とのことです。一日も早い回復を祈念しております。
この件についてはアビスパ福岡側の協力により人物が特定され、3日に本人および福岡の運営担当者から謝罪がなされました。)
以上