7月27日午後1時30分より吉田サッカー公園(安芸高田市吉田町西浦187−1)にてサンフレッチェ広島・小野剛監督の前半戦総括記者会見を行いました。小野監督の記者会見でのコメント(概要)をお知らせいたします。
サンフレッチェ広島 小野剛監督コメント(概要)
常にトップの背中が見える位置で戦いたいと考えていた。「HOT6」といわれる6連戦を含め、夏の暑さや移動、ピッチコンディションや連戦の中、ここまで良いレールに乗って戦えていると思う。
今シーズンが始まる前、守備面では1試合1.0失点以下を目標に、少なくとも1試合1.2失点以下は達成したいと考えていたが、守備面での目標は達成できている。昨シーズンよりも攻撃的なサッカーをしていく中、失点を恐れずに攻撃に出たことで2バックみたいな状況になる場面もあるのだが、キーパーの下田や小村、ジニーニョを中心に、チーム全体の守備意識が上がったことが、この結果に結びついたと考えている。
攻撃面では、1試合2.0得点以上を目標に、1試合1.8得点以上の数字まで持っていきたいと考えていた。ただチームとして、点を取る形はできているという手ごたえはある。多くの選手が絡み、有機的なボール回しを展開するというサンフレッチェ広島の特色は出せていたと思う。だが我々はえてして、きれいな形にこだわるところがある。もっと泥臭くゴールを狙っていくことも必要であった。
現在の位置に満足していたら確実に叩かれる。後半戦に向けては、クラブ全体で、本気でタイトルを取るという意思を見せることが大事であり、常に競争のある状態を作ることが大事だと考えている。新戦力の台頭はもちろん、デイフェンダーのみならず中盤においても、1対1で確実に相手の攻撃を潰せる選手が大事になる。また、攻守両面においてチームコンセプトをより明確にする中、セットプレーからどれだけ点を取ることができるかも、大きなキーになると考えている。
以上