平成16年10月23日(土)カシマサッカースタジアムに於いて開催されましたJリーグ浦和レッドダイヤモンズ戦に於いて、一部サポーターにより発生致しました発炎筒の使用、グランド内への物品の投げ入れ・乱入等違反行為及び本田泰人選手が試合終了後サポーターへの挨拶時にサポータースタンドに対し缶ビールの空き缶を投げ返してしまった行為に対し、主催クラブとして、下記の通り対応することをお知らせ致します。
1.主催クラブとして違反者に対する処置
セキュリティカメラの映像及び写真等をもとに鹿嶋警察、関係各所の協力を得て、違反者の特定作業を行い、特定者についてはJリーグの統一罰則規定にのっとり、主催クラブとして入場禁止等の処置をする所存であります。
2.本田泰人選手に対しての処分
本田泰人選手に対しクラブとして厳重注意の上、10月30日(土)対 横浜F・マリノス戦1試合の出場停止とする。
本田泰人選手コメント
「自分はいつも試合終了後チームキャプテンとして、結果はともかく応援してくれたサポーターの近くに挨拶に行っています。浦和戦の終了後もスタンド前で挨拶をした時に目の前に缶ビールが飛んできて、中身の抜けた空缶でしたが、とっさに投げ返してしまいました。どのような理由であれ、投げ返した行為は絶対にあってはならない行為であり、深く反省しています。」
3.今後の対策
関係先及びサポーターとも話し合いを通じ下記の通り対策を実施致します。
(1) スタジアムへの持込禁止物品及びJリーグで禁止されている禁止行為の周知、告知の再徹底をHP上及びスタジアム来場者に対し行う。
(2) スタジアム入場時の手荷物検査の強化及び徹底
(3) サポーターズシートの最前列にセキュリティエリアの設置
(4) 売店での飲料販売における禁止行為の再徹底
(5) 試合終了後の選手のサポーターへの挨拶方法について今後は、バックスタンド及びサポータースタンド前のペナルティエリアライン上で整列し挨拶をする方法とします。
以上