●ラモス瑠偉監督(岐阜):
Q:特に比嘉諒人選手らが躍動していましたが、勝てませんでした…。
「勝てなかったね、そういうこと。先々週から地元で最終戦ということで、みんな結構っ集中して練習をやってくれたし、この1週間も、アウェイの京都戦ということで、特に川勝監督になってから特に強くなったんじゃないかな。最終戦は彼らも監督さんに勝利をプレゼントしたいとことで、難しい試合になるぞと。一瞬、隙見せちゃうと負けちゃう。90分の集中を持ってやらないと。でも決して怖がることはない。この前の戦いと同じ気持ちでやったらいい結果がでるんじゃないかなと思ったんだけどね。比嘉がね、来年、左で使ってみたいから、最後どうなるのかと思ったら、最初から足が攣っていたから洒落にならないなと。ただ、全員、木谷選手や美尾選手のためにいい結果残したかったし。勝利をプレゼントしたかったけど、何より、頑張る姿勢を見せられた。結果というよりもまずはそこですよね。アウェイでも勝ちにいこうと。京都はいいチームですよ。監督のお陰ですよね。早く川勝さんにしていれば昇格できてたんじゃないかな(笑)。ウチは来年のことを考えながらこの2つの試合で選手を送り出したから。それなりに答えがあったと思いますけどね」
Q:今シーズンの内容は良かったのでは?
「あの五連敗が無ければね。ただ、今年1月の会見で10位以内と高い設定して、達成できればね。ウチはライセンスないけどプレーオフぐらいに入れればと思ったんですよね。監督の立場としては。ただ、やっぱり最下位のチームが10位とか、上に行くのは難しいのかなと、改めて思った。ただ全体のことを考えると、全て五連敗以外は上手く行ったのではないかなと。勝ちきれない試合が残念ながら3つ4つあったし。ここに負けてはいけないところで負けちゃうとか。来年、改善するところは大体分かっているけどね。後は編成のところが上手くいくかどうかだね。選手が出ていくし。もうちょっとチーム強くなるために選手を入れ替えないといけないなと。これからはフロントの戦い」
Q:今シーズン久しぶりにJリーグの監督をされましたが、印象に残っている試合は?
「やっぱり何よりも、東京V戦の最後の国立の試合ですね。それで、お互いに内容は良くなかった。でも、難波選手の1点、その気持ち。内容はこの前の松本戦なんかも良かったと思います。ただ、国立の最後の試合ですね。それで勝ったという、相手は愛しているチームが相手だし。それが印象に残っています、内容は別として、一生忘れられない試合ですね」
Q:チームの土台を作るとおっしゃっていたが、来年に向けてプレーオフを目指す土台はできたのか。
「少しね。やっぱり経験ある選手がちょっと、後半は若い選手が伸びてくれたし、経験のある選手と若手を上手く使えたんだけど。やっぱりいざとなると、ここ負けちゃいけないという試合とか、経験のある選手の力が必要。それは途中で感じましたね。ただ、観えている。今回は僕がどこで失敗したのかある程度見えてきたから」
Q:闘う姿勢とプロ意識を植え付けると言っていたが、それについては
「十分みんなプロ意識があったと思います。ただプロ意識は川口とかアレックス(三都主)とか宮沢とか経験のある選手を入れて、たくましさがでて、プロ意識があったということ。後は次は力です。上に行くためには力が必要」
Q:得点数は収穫だと思うが、守備面は課題が残ったと思うが。
「5試合か6試合やった時点で、僕の中ではここで課題が残っている。ここを改善しなくてはいけない。結局、ずっと言い続けながらも改善できなかったのは私の問題、選手の問題か、はっきり出ていました何やっても勝てなかったのは、たぶん、プレッシャーを与えすぎちゃったかどうか、僕が選手に対して。そこのプレッシャーが色々と出てきたのかも知れない。一つ言えるのは1対1に弱すぎる。いくらトレーニングしても、いざ試合になるとやられたりするとか。そういうことが改善できたなかったのは正直我々もどうしてなのかと。そうしてこの前の松本戦、今日の試合ときて、こんな素晴らしい試合ができてなんで10試合前のできなかったの。不思議なものです」
以上