●マッシモフィッカデンティ監督(F東京):
「結果のとおり、難しい試合でした。理解できない部分があります。スタートは非常に良かったと思います。1点をとった後、パラドックス的にプレーがストップしてしまった。そこが相手にグラウンドを支配されること、前半のうちに同点に追いつかれることにもつながった。後半は比較的に良い形で入ることができたと思いますが、2点目取られてからチームとしてのコンパクトさを失ってしまった。その後は難しくなってしまった。最後までトライはしたが、3点目を取られてからはますます難しくなった。2週間の中断期間があって、試合のリズムを失ってしまった。特にセカンドボールについては。相手チームのプレーにも言及する必要がある。非常に良いプレーをしていましたし、これが今日の敗戦の分析になります。非常に難しい試合でした」
Q:前半の10分まではF東京の時間だったと思いますが、勢いを失った理由の原因はどういったところにあったのでしょうか?
「いくつか理由はあると思います。自分たちのペースで戦えませんでした。印象としては1点をとって簡単に勝てる試合だと勘違いしてしまったのかもしれない。そのような印象を受けました。100%確かなことではない。ある観点からみれば、チームは間延びしてアグレッシヴさを失って相手に押し込まれる状況が続いた。相手は、サイドからスピードのある選手をつかい、身長の高いFWもいるのでいくつか苦しい状況をつくられてしまった。考えられるのは、そういったことだと思います。ときどき頭の中でどういったことが起きているのかは、確信を持って理解することは困難です」
Q:武藤嘉紀の選手のプレーはどうでしたか?
「全力ではやってくれていましたが、やはり日本代表でも試合をこなしていたので少しさえてはいなかった。一言でいうなら、彼にとってはあっという間に過ぎた1年だったはずだ。ただ代表の移動や、試合での消耗も影響している。確かに、けががちでまともな練習もできていなかった。そうしたことも影響したのかもしれない」
以上