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【J1:第32節 徳島 vs 鳥栖】小林伸二監督(徳島)記者会見コメント(14.11.22)

●小林伸二監督(徳島):
「入りもうまくいけたと思います。前半の守備、後半の守備共に。5枚の我々の守備に対して、相手の2トップにワイドを加えた4枚がかかってきたので上手くはまったという部分はあります。相手が少し焦ってきたところからが勝負だと思っていたことと、鳥栖さんはラスト15分での得点がすごく多いので、そこから動いてくるところに対してこちらも動くということを考えていました。前後半とも凌げているし、あとはいい守備からボールが取れて展開することと、前に収めるかDFラインを破れば点が取れるというところでカードを切りました。残念ながらそこは実りませんでしたが、全体的に(キム)ジョンミンのデビュー、廣瀬(智靖)のデビューという、細かく丁寧にやっていることがチームに対する貢献度も高くて、斉藤(大介)のバランスよいポジショニングとか、ずいぶん機能的になっているということを表現してくれたゲームだったと思います。組織で戦うという大事な部分では、モチベーションに違いがある中でよく戦ってくれたなと思っています。あと2試合、そのように攻守においてきっちりとした表現が出来ればいいなと思っています。悪くないゲームをしてくれたと思っていますし、逆に焦りだした鳥栖さんのところを上手く守り、ひとつ収めるか、ためて落としてひとつ裏を取れていれば得点できていたゲームです。そこはもう少し越えなければいけない壁です。一生懸命で周りが見えていないところもありますが、ドリブルしながらでも音が聞こえたり、感じたり、周りを見ながらプレーしたりすることが必要だなと思いました。それが上手く出てくるとサッカーが楽しくなるし、困っているところの山を越えられるのではないかなと思います。そのようなことが見えたゲームだったので、大事にしていきたいと思います」

Q:今日先発したキムジョンミン選手と廣瀬智靖選手の評価は?
「ジョンミンについては、高崎(寛之)が柏戦以来コンディションを崩していて、練習には戻っていますがいい機会なので起用しました。練習ゲームでも常に得点していましたし。廣瀬についても、衛藤(裕)がその時に怪我をして、今は復帰していますが間に合っていないということ。DFラインが落ち着いてきたので藤原(広太朗)を右のワイドに使えるようになり、大崎(淳矢)と佐々木(一輝)を本来の前のポジションに上げることが出来ました。守備的にいくとそのメンバーを基本に考えますが、廣瀬の調子と前で収まるという部分、藤原のパフォーマンスを見た時に、廣瀬のキープやサイドに流れるというプレーを上手く活かせないだろうかというところ。そこに流れるとジョンミンがちょっと違ったポストプレーと駆け引きができます。そこは使えるのではないかということでスタートを考えました」

以上
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