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【J1:第30節 横浜FM vs C大阪】樋口靖洋監督(横浜FM)記者会見コメント(14.10.26)

●樋口靖洋監督(横浜FM):

「日曜日のナイトゲームにもかかわらず、2万7000人を超える大勢の皆さんに集まっていただき、何としてもホームで勝点3を取って、3連勝したいという強い思いがありました。本当に結果に関しては勝点1では満足することはできません。
ゲーム内容は、正直、セレッソ大阪がこれほど守備を意識して勝点1を意識して来るとは思いませんでした。もう少し攻めに出てくるかなというところはありました。ただ、この時期のこういう順位でやるチームの戦い方なんだと思います。それに対するウチが戦う上での難しさかなと思っています。
ただ90分通して主導権を握って、我々がボールを握ってゴールに向かうエネルギーを見せることはできたと思っています。得点こそ残念ながら生まれませんでしたが、ボールを奪うエネルギー、それからゴールに向かうエネルギーという部分を発揮できたと思います。
残り4試合になりましたけれど、次こそこれを得点につなげて、勝点3につなげて、最後まで戦いたいと思います」

Q:久々に先発で出場した齋藤選手のコンディションについては?
「トレーニングは十分積めているし、コンディション的には悪くない、むしろ良い状態だと思っています」

Q:セレッソ大阪が守備的にきたことは、ある程度予想はしていたと思うのですが、思っていた以上に予想外だったということでしょうか?
「もう少し、ボクは攻撃でゲームをつくるチームだと見ていました。その攻撃的に来るのがセレッソ大阪の魅力だと思いますし、強みだと分析もしていました。後半の途中ぐらいから、これは完全に勝点1を狙って割り切ってきたというのは意外であったということです」

Q:相手が守備に対する意識を強めていると感じたのは、藤本選手の交代の前でしょうか?
「後半始まってちょっとしたところで、相手の後ろがあまり出てこないなと気づきました。それから長いボールが多くなって、2トップが何とかセカンドボールを拾ってやるんだという感じが、後半始まって10分、15分ぐらいから割り切ってきそうだと感じていました。
藤本の交代は、彼も今日、非常にボールに絡んで良かったのですけれども、どこかで変化を付けたいというところで、端戸がライン間でボールを受けることができる選手なので、そこからコンビネーションに関わっていけるという部分ではフレッシュな選手を入れようという意図でした」

Q:3枚目の交代カードを切らなかった理由については?
「本来ボランチをやる選手が、ウチは誰もいませんでした。急造ボランチという形で兵藤と(佐藤)優平がやりまして、非常に良くバランスが取れていましたので、あそこのバランスをへんに崩さない方が良いのではないかと考えました。それと(中村)俊輔を、出来るだけラスト3分の1のゾーンでプレーさせるためには、次のカードを切るよりも、何とかこじ開けられないかと考えました」

以上
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