●長谷川健太監督(G大阪):
「日曜日にもかかわらず、たくさんのサポーターがきてくださって、その前で最後まで選手が頑張って勝利をプレゼントできて本当によかったと思っています。今日は本当に非常に大事な試合でした。前節、柏に負けたこともありますし、ここから1試合1試合落とせないという中で、F東京は守備の堅いチームで難しい試合になると思っていましたが、立ち上がりからアグレッシブにプレーできたと思います。特に宇佐美のキレはすばらしかったと思います。あとはゴールを決められれば言うことなかったのですが。あと、宇佐美のみならず、遠藤、今野にしても、DFラインに(金)正也が入って最後まで集中して戦ってくれたし、GKまで含めて、ベンチも含めて、チーム一丸となって今日はF東京に勝つことができたと思っています。やっと1週間空くので、しっかりと身体を休めるところは休めて、リフレッシュして、また仙台戦に向けて全員で準備していきたいと思っています」
Q:大森選手について、この間は決定機を外すシーンもありましたが、スタメンで再度、起用しようと思った理由は?
「今日はF東京の走力というものを分かっていたので、そういう意味では大森はスタメンで起用するというプランでいました。この間の試合、途中から出て確かに決定機を外しましたが、今日も途中で倉田と後半左右を入れ替えて前回の反省をきちっと自分で修正してくれたんじゃないかと思っています。大きな先制点だったと思っています」
Q:今日の結果を受け、次の試合次第では首位も手が届くところにきましたが?
「そこはまだ…やっぱり次のホームの仙台戦(11/2@万博)は非常に大事だと思います。ホーム2連戦の頭を取れたのは非常に大きかったと思いますし、まずは仙台に、ホームで勝利を収めることだけを考えて1週間用意したいと思っています」
Q:リーグ終盤になって、重圧が高まってくる時期になってきた。その中で遠藤選手は常に安定したパフォーマンスを出している。今日も2得点に絡んでくれたが彼の存在は大きいのではないですか?
「はい、言うことないと思います。遠藤でなければ、ああいうゴールは生まれなかったと思います」
Q:後半に入るにあたって、どのあたりを一番強調されたのでしょうか?
「前半よかっただけに後半の入りが大事になるということと、F東京とやるときは立ち位置が非常に大事になるので、ポジショニングの確認の話はしました」
Q:脇役の選手たちが結果を出していることもチームを勢いづけていますが?
「本当にこのチームはみんなの力でここまで、特に中断以降勝ち続けてきたと思っています。正也にしても天皇杯できちっと結果を出してくれているし、大森もケガあけで、なかなか得点という結果は出せずにいましたが、それなりのプレーはこなしてくれていたと思うので。また今日彼が点を獲ったのはチームにとって非常に大きな結果だと思います。ここからも厳しい試合は続きますので、誰がというより全員で勝点3を狙いにいきたいと思っています」
以上