●富居大樹選手（群馬）
「前半の内容は良かったが１点を取ったあとにチーム全体が受け身になってしまい、ボールを前へ運ぶことができなくなってしまった。ゲーム終盤は、パスが増えてしまい、DFラインも下がってしまっていた。修正しようとしたが千葉に勢いがあって流れを戻すことができなかった。ケンペスの同点ゴールも寄せが甘くなっていた。千葉のような相手に勝つには90分間を通じて守れなければいけない。85分までは勝っていたので、勝点を取らなければいけない試合だった。結果的には、前期と同じ逆転負けなので、成長していないのと同じにみられてしまう。

●青木孝太選手（群馬）
「古巣の千葉戦で、試合前にはＪリーグ２００試合出場のセレモニーをやってもらったので感謝を示す意味でも絶対に勝ちたかった。いつもは右サイドだが、今日はチーム戦術で左サイドでのスタートとなった。秋さん（秋葉監督）から左サイドにスペースが出来るのでドリブルで運ぶように言われていたが、前半はそういうプレーができていたと思う。ゴールに関しては、相手のマークが緩いシーンがあったので駆け引きをしてゴール前へ入っていった。浄さん（金沢）から最高のボールがきたのでうまく合わせることができた。１−０で終盤まで行ったので絶対に勝ちたかったし、最低でもドローで終えたかった」

●宮崎泰右選手（群馬）
「オウンゴールのシーンは、低いクロスに対して左足でCKに逃れようとしたが、相手の動きが気になってしまい、クリアのタイミングがずれてしまった。最悪でも引き分けで終わりにしなければいけなかったので、自分でも大きな責任を感じている。残り４試合で、しっかりとしたプレーをして、その分以上にチームに貢献しなければいけないと感じている」

●山口智選手（千葉）
「前半はシンプルにいく時とボールを動かす時に判断が悪いシーンがありリズムを作れなかった。ただ０−０で終わったので後半につなげることができていた。０−１にされて相手が逃げ切りに入ってくる中、勝つことが難しいゲームだったが、ケンペスがうまくゴールを決めてくれたことでチームが助けられた。選手の勝ちたい気持ちが最後のオウンゴールにつながったと思う。ストレスのある試合だったが、結果が出たことはチームにとって大きい。次は大一番なのでしっかりと準備して臨みたい」

●ケンペス選手（千葉）
「０−１で負けている厳しい状況での途中出場だったが、今日は時間が多くあったので自分のプレーをすることを心掛けた。残り時間は少なかったが、うまくゴールを決めることができて本来の自分のプレーを見せることができたと思う。自分のゴールでチームを勢いづけられたとしたらうれしい。今日の勝利は、チームとサポーター全体の勝利だ」

以上