●吉田恵監督（鳥栖）：
「まずは、たくさんのサポーターの方に駆け付けて頂いて、15,000人を超える多くの方に勝利を届けることができて大変うれしく思います。また、マッチデーのスポンサーさんの期待に応えることができたことも嬉しく思います。ゲームについては、お互いに負けられない中で、非情に緊迫した試合になると予想はしていましたが、お互いに固い内容というよりは積極的に持ち味を出しながらの試合になりました。前半に水沼（宏太）がGKと一対一になったところで決めていればもっと楽な展開になったとは思いますが、選手たちのゴールに向かう気持ち、勝利に対する意欲は前半から出ていたので非常に良かったと思います。後半、緊迫した中でカカウが入ってきて、シュートやドリブルには警戒はしていたが、DF陣が踏ん張ってくれたおかげで最後の得点に結びついてくれたと思うので、チームとしてうまく機能した中での得点だったので良かったと思います。」

Q:アシストを決めた播戸（竜二）選手の起用意図と評価は
「播戸に関しては、ポジショニングだったりゴール前での嗅覚というったところでのクオリティ、シュートの上手さ、相手との駆け引きなどが持ち味なので、短い時間の中でも、菊地（直哉）から金民友に渡った瞬間にものすごくいいポジショニングを取ってくれて、シュートを打ち豊田（陽平）が詰めるといういい形が出たと思います。金民友が左足でシュートを打つとも思ったのですが、そこをうまく流してくれて上手く渡りました。あの美味いポジショニングは播戸ではないとできないポジショニングなので、高い評価をしたいと思います。」

Q:３連戦の初戦を勝利したということの意味は
「３連戦の初戦を取れたというのは非常に大きかったと思います。昼間の試合で上位のチームが負けていたので、選手たちも勝たないといけないというプレッシャーの中での試合を無失点で抑え得点を取れたということは出来過ぎなくらい良かったと思います。ただ、初戦を取っただけなので、残りの二つをどのようにして取るのかということに集中していきたいと思います。」

Q:播戸選手にはどのような指示を
「短い時間だけど点を取ってこいよ！と言っただけです」

以上