●ペトロヴィッチ監督(浦和):
「今日のゲームは、我々が良い戦いをできなかったゲームでした。今日は我々の日ではなかった。立ち上がりから安い失点を重ねてしまった、そういう入り方をしてしまったゲームでした。0−2でリードされていたところから、我々は相手を押しこんで攻撃を仕掛けるなかで、2−2に追いつくことができました。その時間帯は良かったと思います。
3失点目に関しては、不運であったと私自身は思っています。今日のゲームに関してはやはり、少し本来の私達のコレクティブなサッカーというのが、出せなかったのかなと思っています。それぞれの選手が、それぞれの思いのもとでプレーしすぎていたように感じられます。それは我々のサッカーではありません。やはり、それぞれの選手が共通理解を持って、攻撃を仕掛けるというのが我々のサッカーであって、そこが我々には足りていなかったと思います。今日は敗戦でしたが、私自身、監督としては、必要以上に悲劇的にとらえる必要はないと思っています。この敗戦は、私自身は、やはり適確なタイミングで来た敗戦だととらえています。なぜかというと、今後の6試合に向けて、適確なタイミングで来たと私はとらえたいし、そして、今日の敗戦をしっかり分析し、我々は次の6試合につなげたいと思っています。私自身はそのことを前向きにとらえたい」
Q:今シーズンの浦和らしくない失点が続いてしまいましたが、二週間ぶりのゲームでのこの失点の原因は、精神的な部分にあるのでしょうか?
「私自身は、この4失点も含めて、それ以外も含めて、今日は我々の日ではないととらえています。1失点目に関しても、2失点目に関しても、あってはいけない失点ではあったけれども、起こってしまいます。そういうときもあると、そしてサッカーに私も長く関わっていますけれども、必ず長いシーズンの中で、まったく何をやってもうまくいかない日がある。私は、今日はそういう日だと思っています。プレッシャーというものは、常につきものです。それに打ち勝てなければ勝利することはできません。だからこそ、プレッシャーが原因だとは思いません。今日に関しては、我々が単純に出来が悪かった、我々の日ではなかった、ということです」
以上