●渋谷洋樹監督（大宮）：

「雨の中、大宮のファン・サポーターが1000人以上来てくれて、甲府のファン・サポーターも来てくれています。大雨の中、両チームのファン・サポーターが選手を後押ししてくれたことを感謝します。アウェイにもかかわらず選手バスを出迎えてもらいました。厳しい状況の中でも応援してもらえることを感謝して、必ず勝利を収めようと選手に話をしてグラウンドに送り出しました。
５−４−１のしっかりとした守備の組織ができている甲府に対して、ボールを動かしているというよりも持たされている感覚で前半をやっていました。後半、我々のペースのように見えるんですけれど、チャンスに向かっているシーンがあまりなくて、ピンチになりそうなシーンが前半からあったので、後半の入り、特にここ数試合、失点をしているのでそこの入りを大事にしました。相手が整う前に、５−４−１を作る前に点を取れたことは満足しています。ただ、ゲームの中でもう少し落ち着いてボールを動かしたり、守備のところで厳しさをもっと高めないといけないと感じています。いつもいい準備をしてくれている選手たちが、今日ピッチで、増田選手が特にそうですがカルリーニョスに代わって厳しい状況で出ましたけれど、ああいう形で貢献してくれた。私が監督になってからは左サイドバックでもあまり経験がない和田拓也選手などがああいう形でしっかりとチームに貢献してくれたことを感謝します。いいゲームという形だったかわかりませんが、勝てたことは良かった。これからも厳しい状況だけれどもいい準備をして、次に向かってがんばっていきたいと思います」

以上