●柱谷幸一監督(北九州):
「まずサポーターのみなさんに感謝したいと思います。なんとしてもホームで勝点3を取ろうといことと、2試合失点ゼロでクリーンシートできているので、ゼロで行って勝点3を取ろうとスタートしました。が、前半風下になってかなり強い風だったんですが、風にしっかり対応して風を味方にできるようにゲームを進めていこうと話をしてスタートしましたが、逆に風を相手にうまく利用されて前半2失点しました。後半に入って風上になったのでしっかり押し込んで、押し込んだ中でゲームをしていこうと。うまく2点目を取れて、3点目も取れるチャンスがいくつかあり、そこでなんとか決め切って勝ちゲームにしたかったです。ただ、アディショナルタイムに入ってからの前後5分間は相手にもビッグチャンスがありましたし、この勝点1というのは前向きに捉えないといけないなと思います。富山は残留も懸かっているのでかなりラフなゲーム内容ではありましたが、相手の気迫というのは感じることはできました。勝点3ではなく1でしたが、磐田との差が勝点2差に詰まって、(磐田の)負け(北九州の)勝ちで逆転できる。射程圏内に入ったのでしっかり次のゲームまで準備してなんとかひとつ上の順位に上がれるようにみんなでやっていきたいなと思います」
Q:風についてどういう戦術で臨んだか?
「前半は風下だったので背後に入ってくるボールは注意しなければならないですし、それに対するセカンドボールですね。風があってもなくても富山は前節も前々節も背後への長いボールが多かったので、それに対してしっかり跳ね返してセカンドボールを拾うということは話していました。1失点は自分たちのゴールキックからセカンドボールを拾われてシュートを打たれたりとか、2点目はフリーキックのセカンドボールを拾われて背後に長いボールを入れられてヘディングで入れられたので風の影響はあったと思います。
プラスアルファすれば、自分自身も反省しなければいけないことですが、レフェリングに対してみんなナーバスになりすぎた。自分自身も反省しなければならないですし、選手たちもそういう中でもしっかり冷静にプレーしなければならないなと、これからの残りゲームの中で選手たちにも話をしていかなければいけないなと思います。ただこれで3試合連続イエローが0ですかね。フェアプレーのポイントも上から3番目。2番目に行くくらいのかたちでフェアプレーも実践してやってくれているので、勝って勝点を挙げて順位を上げるのもそうですが、フェアプレーのポイントもどんどん上げていって、今年はなんとかフェアプレー賞を取りたいなと思います」
以上