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【J1:第25節 柏 vs 鳥栖】吉田恵監督(鳥栖)記者会見コメント(14.09.23)

●吉田恵監督(鳥栖):
「まずアウェイの柏という遠い地まで大勢のサポーターの皆さまが駆けつけてくれたことに感謝したいと思います。その中で勝利を届けられなかったことについて、非常に悔しい思いでいます。試合に関しては、前半、連戦の中、しっかりした守備から自分たちの持ち味である攻撃につなげていきたいということで、何度かサイドからクロスに合わせるシーンだったり、その中でミヌ(金民友)が突破していくシーンだったり、決定的なチャンスを作りながら、良い内容でいけたと思います。守備のところで、ギリギリのところで防いでいたんですけど、前半、特に柏のボール回し、局面でのショートパス、そこからチェンジサイドというところで少し後手に回ってしまって、自分たちの思うような体力の使い方ができなかったのかなと思います。0−0で折り返したので、後半はその中でチャンスができるだろうと思っていたんですけど、警戒していたカウンターで失点してしまったことに関して、選手たちも下を向くようなシーンもあり、その中で前の推進力というのが、前半にそこの体力を使ってしまった部分と、連戦の疲れからだと思うんですけど、鳥栖らしい前からの推進力が出なかったと思います。その中で追加点を奪われて、苦しい状況になってしまい、最後はパワープレーみたいな形でしたが、相手のゴール前でチャンスも作れたので、なんとか同点に追い付きたかったんですけど、それができなくて残念です。ただ、選手たちは最後まで戦ってくれたので、下と向かずに次に向かっていこうと思います」

Q:サイドからの攻撃が良かったと言いましたが、失点はどちらも相手の右サイドからでしたが、そこでのボランチのカバーリングについてと、今日は上位陣が勝った中で、この敗戦をどう捉えているのでしょうか。
「右サイドからやられたというのは、特にそこに関して特別な考えはないです。全体的にサイドのカバーというところ、1失点目は坂井(達弥)が入れ替わってしまって、そこの起点のところを潰そうという話はしていたので、右サイドというよりは、その起点を作らせてしまった、さらに背後を取らせてしまったというところが、非常に柏の勢いというか、シュートまで持っていく形を作らせてしまったのかなと思います。両サイドバックが積極的に攻撃参加するシーンは、鳥栖の攻撃の大事な部分なので、そこのボランチのカバーというのは、後半落ちて、し切れなかった部分はあったと思います。そこは体力的な部分ではあるので、そこを回復させて、しっかり修正していきたいと思います。
他の結果云々ではないと思います。僕らは勝ち続けるしか自分たちの目標としているところには辿りつけないので、そこに向けて1戦1戦を戦うだけなので、他のチーム、上位は勝ちましたけど、また次から食らい付いていけるように、メンタル面を含めてしっかりやっていきたいと思います」

Q:後半の立ち上がりの15分間がかなり押し込まれていました。結局あれが響いて失点につながったと思うんですが、なぜあのように押し込まれたのですか。連戦の疲れ以外に何か要素はありますか。
「奪いどころをサイドに持っていくコンセプトでやっているんですけど、そのサイドでファーストディフェンダーが遅れてしまいました。それに対してカバーリングも遅れてしまい、その繰り返しが起こってしまいました。前半に引き続き、体力的なところを奪われて、集中力を欠いてしまったところが失点につながったと思います」

Q:鳥栖の持ち味である運動量が、最近は後半に落ちる傾向にあります。今後の対応については。
「特に後半落ちる試合が多いとは思っていません。前半、後半、良い時、悪い時というのはどの試合にもあるので、今回の試合はその体力的な部分が落ちるピークが後半に来てしまったのかなと、それは先ほど申し上げましたけど、それは柏のショートパスに対して、しっかりチャンレジ&カバーができず、後手に回って、体力的に疲れてしまったのが、この試合は大きかったのかなと思います」

Q:2失点の試合は最近なかったですが、そのあたり守備の立て直しはどのように考えていますか。
「いろんなことにチャレンジしながらやってきているので、そこでの小さいミスが、ほんの一瞬の隙を突かれて失点をしているのは事実ですけど、その修正は、0で行きたいのは選手も思っていることですが、まず体力的にしっかり回復させることと、自分たちの守備のところで連動していくところをもう少し連携を深めていけば失点は減ってくると思います」

以上
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