●小林伸二監督(徳島):
「終わってみると、厳しいゲームになったと感じています。立ち上がりの10分ぐらいは、ばたついてしまった。自陣に下がって守備をするというところはうまくいった。相手は攻めあぐねていたし、我々もチャンスをつくれた。ただ、どちらに転ぶか、分からない時に一瞬止まってしまった。カウンターの1点目はもったいなかった。前節は、先制されてくずれてしまった。前半を0−1で折り返せてよかった。前半はチャンスもつくれている中で、点が取れていない。我慢強く守備をすれば、相手の攻撃は攻めあぐねるだろうから、チャンスはあると思っていました。全てが2失点目につながる。3失点目も攻撃したところをカウンター、4失点目は自分たちのミスによるものだった。ですから、やられているというよりも、そういったところをケアできなかったことが残念です。
三分の一(アタッキング・サード)までボールを持っていたところで、突破なのか、クロスなのか、シュートなのか。勇気を持ってチャレンジして欲しかった。クロスの時に、前に出て欲しいのですが、安易に後ろにポジションをとってしまう。個人の技量の問題もあるが、もっとチャレンジして欲しい。そこを求めているのだが、なかなかいけないのはもったいない。点が取れていないので、1点が重い。今日は1点ならどうにかできたかもしれないが、2点目が重たかった。そういう中で攻めにいかないといけなかった。FC東京の守備から攻撃につなげるところに、はまってしまった。2点取られると、仕掛けなければいけない。FC東京を追い込むことはできなかったゲームでした」
以上