●樋口靖洋監督(横浜FM):
「なかなか攻め切ることができないゲームでした。基本的に、我々が主導権を握る時間があまりない、ほとんどないという状況では、なかなか勢いのある鹿島に勝つことはできなかったと思います。
前半、後半を通して、なかなか中盤で我々が良いボールの奪い方ができない。前半に2回ぐらいはありましたが。その中で、攻め切れていない。やはり中盤のコンタクトプレーのところで、なかなか勝ち切れなくて、我々の方にボールが転がってこない。そこが、今日のゲームで主導権が取れなかった要因だと思います。いずれにしても、攻撃の形が見えない。ここをチームとしてもう一度見直さなければならないと思います。
次は、中2日、中3日と連戦になりますので、まずはアグレッシブにプレーできるコンディションをチームとしてもう一度つくって、やるべきことの整理をして、次の広島戦に向かいたいと思います」
Q:久々に出場したラフィーニャ選手について?
「約4週間ぶりのゲームということでした。今週、ケガからの状態が少しずつ上がってきて、プレーできる状態であるということでした。なかなか主導権を取れない中で、彼のスピード、裏への抜け出し、あるいは彼がちょっと前からおりてきたところでボールを受けられるということで、一つ起点をつくりたいという狙いがありました。ただ、やはり少しゲーム感覚の部分で、まだ戻っていないかなという面もありました。けれども、今日約35分間プレーしたことで、間違いなく次にはもっと良くなるというふうに期待しています」
以上