●森保一監督(広島):
「大雨による土砂災害で、我々が活動する広島の地で災害に遭われて尊い命を亡くされたり、安否のわからない人たちがいたり、避難生活を強いられたりするようなニュースが、毎日耳に入ってきます。精神的に難しい状況の中で、選手たちは試合に臨みました。
今日、被災地の方々に勝利をお届けしたかっただけに、引き分けてしまったことは残念です。ただ選手は粘り強く、タフに最後まで戦って、勇気・希望・元気を被災地に届けようとしてくれました。被災地で救助活動・復興活動に当たられている方々がいたから、最後まで粘り強く戦えました。
試合内容は非常に難しく、どっちが勝ってもおかしくない試合でした。得点こそ奪えませんでしたが、苦しい時間帯が多い中でも粘り強く守から攻に移る部分は、見せてくれました。勝利をおさめるために、しっかりとトレーニングから構築していきたいです。
夏休み最後までたくさんのサポーターが駆けつけてくれました。その方々の後押しがあって、最後まで戦えました。勝利をみせられなかったのは残念ですが、みなさんの後押しに感謝しています」
以上