●武藤嘉紀選手（Ｆ東京）：
「最終的に引き分けに持ち込まれてしまった。先制して勝つ試合が多かったものの、先に失点し同点、逆転という気持ちをみんなが共有していた。それが大きかったと思います。（1点目は）ラインが高かったので、得意にしている左から抜け出る形をうまく出せた。（2点目は）河野（広貴）君がタメをつくって優しい横パスをくれたので感謝したいです。（アギーレ監督が視察にきていたが）誰が見ているかは関係ない。勝利のためにやったプレーを評価してほしいと思います。最後のシュート精度や、ＧＫとの1対1は海外の映像を見ていても見習っていかないと。日本代表は幼い頃からのあこがれですが、いまは東京でリーグ制覇を目指してやっているので、次のアントラーズ戦も勝利にこだわって一週間を過ごしていきたいと思います」

●河野広貴選手（Ｆ東京）：
「勝ちきりたかった試合。自分が前半の相手ＧＫとの1対1を決めきっていれば、勝てた試合だった。あれは決めないといけない。個人的にはあまりよくなかったです。ボールを触った感じがしないし、守備に回る機会が多く、それも効果的ではなかった。前の選手をオレがうまく動かせなかったかなと思います。ただ、サイドチェンジの回数も増えましたし、悪いわけじゃないと思います」

●森重真人選手（Ｆ東京）：
「悔しいです。前半3-1で終わっていれば、後半が楽になった。あのＰＫ（のシーンで）は滑る必要がなかった。そこが悔やまれます。無失点できていたが、失点しても目的は勝つことなので気にしていなかったし、集中していました。4失点は守備の人間としてはふがいない。次は一週間あるので、良い準備をしたい。勝利だけを目指して、個人としても出た反省点を修正していきたいと思います」

●平川忠亮選手（浦和）：
「良い形で入っていけたが、自分たちで大変にしてしまった。3-1で逆転されても慌てずにいこうと話していた。丁寧にプレーして追いつくところまではよかった。その後の失点は不必要だったが、最後に追いつくことができた。アウェイで勝点1取れたことをポジティブにとらえたい。修正することはあるが、失点しないのは向こうも売りしている。（得点シーンは）こぼれるかもしれないと思っていました。得意のダフってループになる形だった（苦笑）。思い切りよく打てて良かったです。得点はうれしいが、あそこで追いついて逆転という最高のシナリオではなかったです」

●李忠成選手（浦和）：
「（古巣との対戦は）感慨深いものがありました。点取れて勝点1に貢献できて良かったです。攻撃は機能したが、飛び込む枚数が少なかったので、そこに待ち構えていました」

以上