●アフシンゴトビ監督(清水):
「オツカレサマデス。コンニチハ。まずはこんな遠くまで応援しに駆けつけてくれたサポーターに感謝したいと思います。最初から最後の一蹴りまで、彼らが支援してくれたと思います。彼らをハッピーな気持ちにして帰らせることができて、本当に嬉しく思います。今日は典型的な開幕戦だったかもしれません。集中力や組織の点でまだまだムラがあったと思います。両チームともにミスが多く、ただ両チームともスピリットの部分では素晴らしく、勝とうという姿勢を出せていたと思います。そしてゴール前まで得点を取りに行っていました。観客にとってはこういったチームのどちらのパフォーマンスを見ても、楽しめるエキサイティングなゲームだったと思います。これから先、Jリーグが世界に注目されるリーグになっていくためには、こういった素晴らしい試合をこの先33試合でもできるようにしていかなければいけません。ところで今日はオレンジのソックスを履いてきました。全てのファンとサポーターのために、今まで履いたことのないオレンジのソックスを取っておいて、今日履いてきたんです(笑)」
Q:そのソックスは今日勝ったことで、ラッキーチャームになりましたか?
「思うに、ラッキーチャームは良い選手がいたということだと思います(笑)。そして素晴らしいファンがいることだと思います。このソックスを初めて見た時、『ああ、これは買わなきゃいけない!』と思いまして、初めてオレンジ色のソックスを買ったんです」
Q:3得点できたことで攻撃陣に問題はないかと思いますが、2失点した守備面はいかがでしょうか?
「前半、早めに先制点を決めることができましたけど、その後落ち着くことができなかったと思います。やはりファンを良いパフォーマンスを見せようと緊張していたのだと思います。たとえばシンプルにつなげるところでボールを簡単に失ってしまったり、簡単にクリアできるところでミスをして、ケネディに同点のゴールを許しました。6週間の準備をしてきた中でも、そういった形でスタートしてしまうことはあることです。この勝利に自信を得て、最初から最後まで集中力を持って戦っていけるようにしていきたいと思います」
Q:厳しいタフな時間もあったかと思いますが、そこでどのように修正していったのかを教えてください。
「鍵となったのは、私は人生の中でどのような状況になっても決して諦めないということを学んできました。試合のコントロールを失ったことで何回か名古屋が決定機を迎えたこともありましたが、我々がオーガナイズを保って戦ったことでリズムが生まれ、我々は良くなっていったと思います。諦めない姿勢を選手たちが出してくれた結果だと思います」
Q:ちなみに日本では、勝った時に履いていたパンツを洗わないでゲンを担ぐことがあるのですが…。
「確実に洗います(笑)。私はあまり迷信深くないんです(笑)」
以上