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【第93回天皇杯 準々決勝 仙台 vs F東京】手倉森誠監督(仙台)記者会見コメント(13.12.22)

●手倉森誠監督(仙台):

「ベガルタでの仕事が終わりました。
まだ信じられない気持ちでいっぱいで、あと3試合やるつもりでいたから、まだ受け止められません。
ただし、戦いが終わって、選手たちが引き上げてきて、みんなの涙を見た時に、本当に終わったんだな、と。『90分終了間際のアディショナルタイム、延長終了間際のアディショナルタイム、この失点での敗戦というところに対して、自分達はこれを糧にしてこれからの戦いを進まなければならない、と。十分しぶとく戦って、得たものが悔しさとしてある。おそらくこれが、これからベガルタでやってきた我々にとって、行く道は分かれていたけれども、必要な経験だ』という話を、今、してきました。
もちろん、サポーターも勝利を信じて、最後まで熱く応援してくれたことに対して、応えられないことが本当に心残りだったし、自分としては90分の間の時間の使い方で、フリーキックになる前にもう一枚、変えられるチャンスを逃してしまったことが最大の反省でした。それは選手たちにも話してきました。『これは私の力の無さだ』と。『ただ、私にもこの経験が必要だったんだな』というふうにも、自分にも言い聞かせています。
まあ、本当に悔しい負け方を、最後の最後にしてしまいました。だけれども前に進まなければいけないということを、自分の気持ちを奮い立たせて、来年に進みたいと思います」
Q:中原選手を早めの時間帯に投入した意図を教えてください。また、勝っても負けても仙台でのラストゲームでした。どのような思いで今日を迎えましたか?

「ウイルソンが腰痛を押して今日のゲームに出ていたので、あの時間帯でもうしんどい、と。もちろん、仙台でのラストゲームだったけれど負けるつもりは毛頭ありませんでした。ウイルソンも梁も代えたのは、次の29日もみすえての交代だったし、それでも自分はいけると信じて戦っていました。
本当に、仙台のサポーターの力強い後押しがありながら、応えられない。リーグ戦の終盤のような失速と、今日のような敗戦が、まだ数々の劇場を残したこのユアスタで、信じられない敗戦という思いで一杯です。
ただし、この悔しさというものが来年に、ベガルタ仙台にとって飛躍のために必要だったと思うし、来年により強くなってくれることを、またチームとサポーターが結束して、共闘して、高みを目指してくれることを、ぜひ期待したいと思います」

Q:「90分の中でもう一枚カードを切りたかった」ということについて、もう少し詳しく教えてください。

「アディショナルタイムが4分ありました。そのアディショナルタイムの中で交代枠を使って、落ち着かせるタイミングというところを、残り3分のタイミングで出そうと思ったけれども、もう一回、ワンクッションを置いてしまいました。その間にフリーキックを与えてしまったことが悔しかった。そうなれば、あのフリーキックはなかったかもしれません。後の話ですけれど、そのタイミングが、自分の中では非常に後悔があります。
11月にエスパルス戦で勝った時は、アディショナルタイムに躊躇なしに、渡辺広大を三枚目で投入しました。延長は覚悟しないんだというメッセージでの交代を、なんで俺は今日、1分遅らせたのかというところが非常に残念です。そのことです」

(質疑応答が終わり)
「みなさん、さようなら。さようなら」

以上
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