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【J1:第31節 川崎F vs 清水】風間八宏監督(川崎F)記者会見コメント(13.11.10)

●風間八宏監督(川崎F):

「今日は選手達が非常に伸び伸びやったと思います。特に前から取りに来る相手―皆さんには沢山ご指摘されていましたが―そういうところに関して、進んでいくところ、すごく良く見せてくれたと思います。ですから、最終ラインは比較的、突破しやすかったかなと思います。全体的には完勝だと思いますけど、ゴール前での力み、あるいはアイデアをもう少し柔らかくしてくれれば、圧勝できたんじゃないかと思います。ですけども、非常にいいゲームをしてくれたと思います」

Q:ゴール前にボールを入れる、あるいは前の選手が走り込む。後ろの方でボールを奪ってから早めに入れているように見えました。前線でのボールの収まりも悪かったので、もう少し中盤で作って変化させても良かったのではないでしょうか?
「僕の見解は違います。というのは、いつも言っていることなんですけど、今日の相手だからではないんですけど、相手が前から来ればどこかの場所が空きますよね。その場所をどう攻略するか。今日は何回も一本のパスで行けますので、無駄な事はいらないと。ただ、そこのところの質もまだまだですし、特に立ちあがりはちょっと合わなかったりしていましたけど、今日は問題はないと思います。ですけど、質というのはどういうことかということかは明確になっていますので、一人一人が上げていかなくてはいけないと思います」

Q:非常にコンディションが良いように見えたのですが、これだけ上がってきた理由は?それがこのクオリティに結びついていると思うのですが。
「やはり、皆さんにいつも言っているように『ボールは疲れない』ということですよね。それをしっかり自分達がゴール前まで持っていくことができれば、当然守備の時間も減りますし、受け身の守備をする必要がなくなると思います。その代わり、うちのバロメーターはどちらかと言うと一番は『頭の体力』で、運動量というよりも頭をフル活用できるか、それを連続してできるかどうか。そういういうところで、今日は全ての選手が良くやってくれたと思います。もちろん怪我明けの(大島)僚太なんかは大変だったと思いますけど、途中からだんだん良くなってきたかなと。これからまた期待して見ていきたいと思います」

Q:大島僚太選手について。とても厳しい監督のことですから、半年ぶり(の試合)とはいえ90分フル出場を期待したのか、それともできるところまでだったのか。今日の80分での交代、出来について教えてください。
「僚太は試合になかなか(出ていなかった)。先日の(練習試合の)F東京戦を60分しっかりやって、その前も少しやりましたけど、ほとんど試合勘が無いなかで試合に入りました。本当は僚太を慣らすためには90分やらしたいと思っていました。ですけど、逆にどこまでいけるのかとという部分もありました。(森谷)賢太郎とか後ろ(ベンチ)に置いておけばもちろんできますので、そういう意味で、僚太がどこまでいくのかなというところはありました。今質問されたことは、両方あると思います。ただ彼が足を攣った段階で無理をさせない方がいいと。もちろん賢太郎にも非常に高い期待をしていますので、そこのところは2人で非常に素晴らしいプレーをしてくれたと思っています」

Q:残りの試合について一言お願いします。
「いつも言っていることなんですけど、我々には大きい試合も小さい試合もないと。前に進むために、次の試合に『どう勝つか』ということ。この『どう勝つか』というのは一番確率の高い勝ち方なんですよね。ですから、今日のサッカー、ああいうイメージのサッカーを明確にしていきたい。そのためには、残り3試合、ひとつもこのくらいでいいというのはありません。技術にこだわったサッカーというのは、ここでいいというゴールはないので。そういう意味では残り3試合、今日のような高い集中力でやってくれること。これに期待して一戦一戦戦っていきたいと思います」

以上
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