●ペトロヴィッチ監督(浦和):
「今日はお忙しい中、ヤマザキナビスコカップ前夜祭に御参加頂き、誠にありがとうございます。毎大会ご支援頂いているスポンサーであるヤマザキナビスコ株式会社の皆様、誠にありがとうございます。そして明日の対戦相手であるネルシーニョ監督率いる柏レイソルの皆様こんばんは。我々浦和レッズファミリーがこうしてFINALの舞台に駒を進め、皆で前夜祭に参加できることを嬉しく思います。今シーズン浦和レッズは良い時期とそうでない時期があったが、ここ最近を見れば我々は非常に良い時期にあると思っています。ただ、FINALという舞台は特別な舞台であり、一発勝負の舞台であるので、これまでの勢いが結果に反映するか分からないと思います。明日の試合は非常に厳しい、ハードな試合になると思います。明日のFINALは素晴らしい、強いチームが対戦します。間違いなく言えることは、明日のゲーム、スタジアムで観られる皆さんもテレビで観られる皆さんも皆が素晴らしいゲームを見られるということ。我々はFINALを戦うために決勝に駒を進めたのではなく、カップを手にするために駒を進めたので、そのために明日は全力を尽くしたいと思います」
●ネルシーニョ監督(柏):
「全員で非常にモチベーション高く明日の試合に臨めると思います。我々は今年、リーグ戦とACLを戦ってきて、選手たちはマラソンのような連戦の中、ポジティブに戦い抜いてくれています。ACLでは残念ながら目標達成は出来ませんでしたし、リーグ戦でも本来いるべきポジションにいません。選手たちは疲れを見せずにプレーしてくれていたと思いますが、コンディションの関係もあったとは思っています。しかし今回、もう一試合でタイトルが獲れるというビッグチャンスですのでヤマザキナビスコカップのFINALは全てをかけて戦いたいと思います。ふたつの力がぶつかる激しい試合、レベルの高い試合になる。明日観られるる方は大変満足する試合が展開されると思います。こういう場所で話をしていると昔のことを思い出してしまうのですが、自分が初めて日本に来てヴェルディ川崎の指揮をした時、Jリーグ初年度、ヤマザキナビスコカップ2回目の年だったと思いますが、このタイトルをかけて戦うことが出来たことを思い出しました。ありがとうございました」
●阿部勇樹選手(浦和):
「今日練習終えて、非常に良い雰囲気でやれましたし、皆が何かを掴み取りたいという気持ちがずっと続いているんで明日は非常に難しい試合だと思いますが、その中で勝ち、浦和レッズに関わる全ての方と一緒に喜びたいと思っています。ヤマザキナビスコカップの思い出は、ジェフ市原・千葉にいた時に、なかなかタイトルが獲れなかった時、2005年に初めてタイトルが獲れたことを嬉しく思っています。そして翌年もタイトルが獲れ、今年もこのタイトルに挑戦できることを嬉しく思います。この仲間たちとなら必ず明日、勝利を勝ち取れると思いますのでよろしくお願い致します。ありがとうございました」
●那須大亮選手(浦和):
「決勝の対戦相手が古巣ということで色々聞かれますが、あまり意識はしてないのですが、お世話になったクラブですし、僕自身、浦和レッズで那須大亮という存在意義をピッチ出していことが、お世話になったクラブへの恩返しだと思っています。明日しっかり試合で躍動する姿を沢山のサポーターに観てもらって、勝利して、柏レイソルに恩返しになるかわからないのですが、浦和レッズとしてしっかり勝って、しっかり自分の存在意義を示して行きたいと思っています」
●栗澤僚一選手(柏):
「レイソルは出場停止選手が2名いて、けが人も何人か出てきて、そういった中で、全員で戦って行きたいという気持ちが強いので、明日の決勝にかける思いは浦和レッズよりは強いのではないかと思っています。(2011年に)Jリーグ優勝して、去年は天皇杯を獲ってきているので、今年は、目の前に、手の届くところにある明日のヤマザキナビスコカップというタイトルを獲るために、全員で力を合わせて優勝したいと思っています。明日は本当に素晴らしい試合になると思いますので、皆さんも期待して観て欲しいと思います」
●近藤直也選手(柏):
「自分がプロになってからのヤマザキナビスコカップの印象は、なかなか決勝トーナメントにすら進めなかったというものです。プロ入り12年目にして、この決勝の舞台に立てたことを大変嬉しく思っています。先ほど那須さんが古巣相手に全然意識してないと言っていましたが、多分意識していると思います。今年は凄く調子の良い選手なのでゴールを決められないように明日はしっかりと守りたいと思います。とても楽しくて素晴らしいゲームになると思いますので、皆さん楽しみにしていてください」
以上