●関塚隆監督（磐田）：
「多くのサポーターに来ていただいて、勝てなくて非常に残念な気持ちでいっぱいです。戦いの中ですが、ある程度ボールを相手に支配されても、90分終わった時に勝点3を、というところで非常にコンパクトな一体感のある形でゲームは進めていけたなと思います。ただ、前半の危ない場面というのはボールを一度、我々が奪った後に、その後取られてそこが何度かゴール前まで持ってこられてたなと。ハーフタイムにそういう形でしっかりとボールを奪った後に相手に攻撃を多くゴールに向かっていこうと。それが得点に結びついたんじゃないかと思っています。終了間際にセットプレーで2失点と、残念な結果ですが、我々も先制点を取った後にもう少し足を止めず、勇気を持って我々のボールを持つ時間を多くして、攻撃する時間を多くしなければ、こういう形になってしまうのかなという印象です。引き続き頑張って行きたいと思います。選手はよくやってくれたと思います。以上です」

Q:1−0とゲームプラン通りでしたが、セットプレーの守備が誤算だったのでしょうか？
「それもそうですが、もっとマイボールの時間を長くしようという指示は出していたので、そこがどうしても怖がって、後ろに重心がかかってしまっていたのかなと」

Q:後半30分以降、失点するのが直らずにこの順位にいますが、残り5試合。これが直らなければ降格という現実が見えてきます。残り5試合どのように指導していきますか？
「とにかく毎試合準備はしてきてますし、その試合の中でそういう状況が生まれないよう積み重ねるものは積み重ねて行くことが大事だと思います」

Q:先制点を奪った後に消極的になっていましたが、そこは監督は指示されているんでしょうか。それとも選手が消極的になってしまっていたのでしょうか？
「消極的になったというか、ボールを奪った時にもう少し攻撃のポジションを取りながら相手の攻撃方向に行かなければならないんですが、そこで止まりながらボールを足元で動かして失うケースが多かったので、もう少し広がり。あるいは、角度を持って攻撃方向を相手のゴールに持っていくよう指示を出していました」

Q:そういう中でもなかなか前にいけなかったのは、自分たちの問題なのでしょうか？
「だと思います、はい」

以上