●レヴィークルピ監督(C大阪):
「今日のゲームですが、今日の結果というのは、ゲームの内容をそのままスコアにしたような形であり、浦和さんのほうがC大阪よりもいいサッカーをされた。そういう意味では、残念ながら、試合内容を反映するような結果が出てしまったと思います。C大阪は中断期間が4週間ありましたが、その前は7試合負けなしで中断を迎えました。中断後、初めて90分のゲームをしたということで、そのなかで浦和さんには経験ある選手も揃っていることもあり、浦和さんのほうがミスが少なかった。それが、選手が試合のなかで戸惑いを感じる、大きな原因になったと思います」
Q;中断期間中、練習試合をできなかったが、1試合でも2試合でも実践を積んでおいたほうがよかったという思いは?
「我々は練習試合を組んでいたわけですが、残念ながら雨風が強い日にあたってしまったこともあり、行うことができませんでした。中断前は、7試合公式戦負けなしということで、勢いがあったのですが、その勢いが中断の関係で、ひょっとしたら勢いが落ちてしまったのかもしれないという部分はあるかもしれないと思います。しかし、練習試合ができないということは、私は大きな影響を与えたとは思っていません」
Q;いつものC大阪のパスサッカーを発揮できなかった要因は?
「先ほども言ったように、1カ月間中断があったことで、試合勘のところで影響が出たから、そういうことになってしまったと思います。ただし、事実として、浦和さんのほうがC大阪よりも、経験のある選手が揃っていて、さらに、チームとしての完成度は高いと思います。リーグ戦では2-2のゲームでしたが、今日の試合を振り返ると、実は2-2というスコアで終わってもおかしくはなかったという部分はあると思います。あの当時は、我々には、今日見えなかった勢いというのもあったとは思います」
Q;1週間後にアウェイで第2戦を行うなか、ホームで0-2というのは重いスコアになるが、次戦へ向けてのプラン、改善点とは?
「次の試合は、浦和さんがホームで戦われるということで、今日以上の勢いを見せるゲームになるかもしれません。しかし、そうなったとしても、C大阪はしっかりと集中力を見せることさえできれば、たとえアウェイであっても、勝つことは絶対にできると思います。今日のゲームも2点取って、引き分けで終われる可能性もあったわけで、集中力を高め、ミスを限りなく減らすこと。これができれば、我々は、勝つ可能性が絶対にあると思います」
以上