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【ヤマザキナビスコカップ 川崎F vs 仙台】手倉森誠監督(仙台)記者会見コメント(13.06.23)

●手倉森誠監督(仙台):
「まず、『6月のサッカーシーンでは、日本代表のワールドカップ出場が決まって、コンフェデレーション(ズカップ)で盛り上がって、いよいよ国内のJリーグが再開したときに盛り上げよう』という話をしました。『8チームが先陣を切って、このJリーグヤマザキナビスコカップから始まるということで注目されている、注目に値するゲームをしよう』と言って送り出しました。
準備期間で攻撃の部分の精度アップをはかって、負けはしましたけれど、やろうとしている意識、意欲、ゲームの進め方では、良いゲームをしたのではないかと。我々のチームは。
一点を与えたのは我々のパスミスからで、川崎Fが狙っていたカウンターを食らってしまったこと、それがゲーム前にも『やってはいけないプレーだ』と言いましたけれども、それを食らってしまいました。
ただし、内容は悪くないので、『後半は盛り返していくぞ』というゲームプランの中でした。悪いゲームになってしまったのは、レフェリーのジャッジからかな、と思っています。PKと退場でひとり少ない中で、それでも選手たちは折れずにアウェイゴールを目指して取りに行ってくれました。この1点は確実に効いてくるだろうな、と。
Jリーグを盛り上げるためにはホームチームが勝つことがいいことなので、次は我々がホームで勝って、逆転して四強に進めればいいなと思っています。その可能性をサポーターも信じて、次に後押ししてくれると思いますし、ユアテックスタジアムで、今季はフロンターレに2敗していますから、その借りを返したいと思います」

Q:あらためてうかがいますが、林選手の退場は贔屓目に見てもかわいそうなものでした。あらためて、どのようにご覧になりますか?
「ボールに先に触っていたのは(林)卓人の方なので。その後に足を出してきて、卓人もすねをけがしていますけれど、明らかに被害に遭ったのは卓人だったのかな、と思います。
あれをPKにしたのはレフェリーが確かに笛を吹いたところだとは思いますけれど、サポーターの後押しがあってそういう吹かせる雰囲気もあったと思います。
しっかりジャッジに対して我々も抗議はしますけれど、それをしっかり汲みとってもらって、いい判定なくして良いゲームは演出できないので、お互いに伸びていくために、ディスカッションできればと本当に思います」

Q: 監督が川崎Fの攻撃でいちばん警戒していたのは、おっしゃられていたようにカウンターだったのでしょうか?
「やはりレナト・大久保(嘉人)・小林(悠)選手というのは、個人の速さもあるし、そこに対して抜け目のない選手です。フロンターレとしては(中村)憲剛選手がいないチームの中で、彼らにまずボールをつけたいというのが狙いでした。そこで気持ちよくプレーさせないことは、やらなければいけませんでした。次もしっかり警戒しなければいけないと思います」

Q:90分間、パスミスから失点して、中原選手を早めに投入した後に治療でCKのときに不在で、そのあとに退場もあって、かなりツキがなかったようにも見えました。また、アディショナルタイムに1点を返したことは、対照的な試合だったようですが。
「負けるときというのはツキがないものです。ツキがなければ負ける可能性は高くなるし、ただ、悪いときが起きた後には、いいことがあるのが人生ですから、それを教えてくれるのがサッカーだし、1点を取ったことでどっちに転ぶかわからない」

以上
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