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【J2:第17節 鳥取 vs 松本】反町康治監督(松本)記者会見コメント(13.06.01)

●反町康治監督(松本):
「遠いところにもかかわらず、たくさんウチのサポーターが来ていただいて、われわれのプレーを後押ししていただいたことに感謝しております。残念ながら勝点を取って帰ることができませんでしたが、本当に感謝しております。少しもったいないゲームだったかなと思います。その一言に尽きるゲームだったかなと思います。1人少なくなってからも、そんなに悪い展開ではなかったですし、向こうも1人多くなったことを有利にしてやるような形でもなかったので、これはある意味、ウチのリズムでできるかなと思ったんですが、失点は少し、もったいないゲームだったと言ったのと同様で、もったいない失点だったかなと思います。10人になってからも、特にダブルボランチを中心に非常によく走ったと思いますし、あきらめることなく戦った点は評価していいと思います。ウチは昨年から、退席は1人いましたけど、退場は1人も出ていなかったので、もう一度チームとして考えなければいけないと思うんですけど、今年になってレフェリーも大きく判断基準、ジャッジを変えてきたんですけど、今日のレフェリーは昨年基準のジャッジだったかなとは思いますね。ま、そうは言っても、しょうがないことなんですけど」

Q:「もったいない」ということだが、もう少し何かできたと感じるところはあるか。
「退場するまでは、どちらかというと狙いのある攻撃、守備ができていたので、できればこのまま11人vs11人で終わりたいゲームだったかなと思います。ここのところ、そんなにゲームの調子が悪くなかったことを含めると、つまずいてしまったのはもったいない。6月でハーフターンすることになるんですけど、ハーフターンするにあたって1ケタの順位、ということを考えた場合には、あとから振り返るともったいない、という意味で、もったいないですね。戦い方も勝点も、少しそういう感じはしました」

Q:昨年基準のジャッジ、ということだが、それにしても2度目の警告は軽率だったように思えるが。
「パクが軽率だったと? 当然、(警告を)もらうようにいっているプレーではないんでね。それは本人にも話をして、戒めなければいけないところは戒めますよ。別にレフェリーを非難しているわけではないですから。ただ、全体的にそうだったなと、試合に勝とうが、向こうに1人退場が出ようが、言っているわけであって。パクの最初の警告は、あれで取ったら、その後も空中戦は全部取っちゃう形になりますからね。それは取らなかったですよね。ウチのファールだったとしても。普通の流れからいくと、一番最初に注意をして、あとから行っちゃいけませんよと言って、その後で後ろから行ったら…。よくやるじゃないですか、レフェリーが。1回目、2回目、3回目、ハイ、ですよ(とカードを出す仕草)とやった方が、普通の感じかなと思いますよね。警告をするのが本当の警告なのか、注意してから警告なのか、いろいろなレフェリーによって違うでしょ。空中戦で、あとからいってヒジをぶつけたわけじゃないし、タイミングがずれただけで、いちいち取っていたらきりがなくなってしまう、という感じは正直、しますけどね。だからといってウチが正当性を言っているわけではないですよ。今おっしゃる質問からいうと、もちろんこれから、たぶん、みんなも大変さが身に染みたわけなので、それはこれからの勉強として、これからのゲームに生かしていかなければいけないと思います。ウチらが悪いんですよ」

Q:10人になったのは昨季から初めてだが、ハーフタイムの指示については。結果的にボールを回される時間が長くなったが
「まずは、(パク カンイルが)セットプレーのキッカーなので、キッカーを変更することと、セットプレーの役割を変えなければいけないということ。それは前半から変えていましたけどね。向こうがやり方を変えてくれば、こちらも対処しなければいけなかったですけど、全く同じようにやり方を変えてこなかったので、われわれにとっては、締めるところはしっかり締めて、という感じで、そんなに大きな問題はなかったと思います。ハーフタイムも、向こうのストロングポイントを注意することと、セットプレー。そりゃあボールは持たれますけど、持たれても失点に直接つながるわけじゃない。締めるところをしっかり締めて、ということだけですね」

Q:交代選手にどんな役割を与えて送り出したのか
「鐵戸はどちらかというと攻撃に力を発揮できる選手で、外から良いボールも上げることができる。玉林の左足に比べれば良いボールを蹴ることができますから。10人になったことで、(飯尾)竜太朗もかなり走っていたので、そこは代えざるをえないかな、と。攻撃に重点を置くために。川鍋も悪くなかったですけど、1枚カードをもらっていたので、さらに打撃を食らってはいけないと思って、後ろが4枚でも十分に対応できると思ったので、前に入れて。点を取りにいかなければいけないわけですから。セットプレーも大きなチャンスなので、塩沢を代えないで、高さをある程度維持したままで。残り15分ですからね。うまくパスをつなげて、ということも、この天候を考えたら難しいんじゃないかと。あとは、ダブルボランチが外に引き出されて岩沼が疲労していたので、ユン(ソンヨル)のパスワークで仕掛けた、ということですね。(ホドリゴ)カベッサは一発があるので、起爆剤にはなるかなと思いました」

Q:「難しい展開になる」と事前に話していましたが、10人になった後の選手たちのモチベーションはどうだったと思うか。
「別にそんなに悪くはないですし、逆にハーフタイムを終えて送り出すときも、よし、やってやろう、という気持ちが強かったです。ある意味、後半は楽しみにしたんですけどね」

Q:楽しみ、とは、10人でやれるかどうかを?
「そうです」

以上
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