本日、天童市内にて山形の新加入選手記者会見が行われました。会見での出席者のコメントは以下のとおりです。
☆山形:シーズンシート会員募集中!
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●佐藤和志 社団法人山形県スポーツ振興21世紀協会 専務理事
「年が明けて半月も経ちますが、新年の新鮮さをみなさまと共有させていただくためにも、『新年おめでとうございます』とまずはあいさつさせていただきます。そして、今日は大雪のなか、このようにお集りいただきまして、誠にありがとうございます。
モンテディオ山形の昨シーズンは、じつに悔しく、残念な、そしていろいろな形で応援してくださっているみなさまには、誠に申し訳ない結果に終わってしまいました。今シーズンに向けて、当然雪辱を期して、必ずJ1復帰をめざすという考えに立ちまして、まずは去年のよかったことも、最終的に残念な結果に終わってしまったことも、すべて経験をしてくれた奥野監督に続投を要請して、J1復帰に向けて新シーズンの体制固めをこれまでやってまいりました。シーズンが始まってからはもちろんですけども、我々の戦いはシーズンオフの、いわゆるストーブリーグから始まったわけでございまして、熾烈な戦いを通じましてようやく新体制が固まりました。そして今日はそのうちの新加入選手、コーチ、そして通訳の方も含めて、新しくモンテディオ山形に加わってくださる方々をご紹介し、それぞれの抱負、決意の一端などもみなさまに聞いていただいて、今シーズンの全員が一体となったJ1復帰を、改めてみなさんで決意を固めるという日にさせていただければ幸いというふうに思います。
今年は、去年から盛んに申し上げておりますが、クラブ創設15周年を迎えます。そうした節目になります記念の年、15周年を迎えられますのも、これまでみなさまから支えられてきたという感謝の思いを戦いの糧にして、さらには10周年の年(08年)にJ1昇格を成し遂げたという経験、知恵も当然活かしながら、今シーズン、必ずJ1復帰をめざしてまいりたいと考えております。どうぞ、みなさま方には、ときに厳しく、基本的にはあたたかく、叱咤激励、ご支援をいただきますように改めてお願いを申し上げて、今日の会見の冒頭のあいさつにさせていただきます。どうぞ、今シーズンもよろしくご支援のほどお願いいたします」
【新加入選手・スタッフ あいさつ】
●鈴木翼選手
「今シーズン、モンテディオユースからトップ昇格することができました、鈴木翼です。ポジションはサイドバックです。今年はモンテディオ山形の試合に少しでも多く出てチームに貢献できるように頑張っていきたいと思います。応援よろしくお願いします」
●谷村憲一選手
「盛岡商業高校から、今年モンテディオ山形に入ることになりました谷村憲一です。ポジションはミッドフィルダーです。J1昇格に向けてチーム一丸になって頑張りたいと思います。よろしくお願いします」
●ロメロ フランク選手
「水戸ホーリーホックから移籍してきました、ペルー出身のロメロ フランクです。ポジションはミッドフィルダーです。山形がJ1に上がれるように頑張りますので、よろしくお願いします」
●中村太亮選手
「京都から来た中村太亮です。ポジションはミッドフィルダーです。よろしくお願いします」
●作田裕次選手
「大分トリニータから来ました、作田裕次です。ポジションはセンターバックをやっています。チームを勝たすことができるような選手になることが目標です。どうぞよろしくお願いします」
●常澤聡選手
「FC東京から来た常澤聡です。チームのJ1昇格に貢献できるように頑張りたいと思います。よろしくお願いします」
●堀之内聖選手
「横浜FCから来ました堀之内聖です。ポジションはディフェンスです。このチームがJ1昇格できるように精一杯頑張りたいと思います。よろしくお願いします」
●相馬直樹ヘッドコーチ
「相馬直樹です。初めて山形というところに来ますが、よろしくお願いします。監督をしっかり支えて、今季の目標、昇格を達成できるように頑張りたいと思います。よろしくお願いします」
●笹原義巳GKコーチ
「笹原義巳です。よろしくお願いします。失点を少なくして、J1昇格に向けて頑張っていきたいと思いますので、応援よろしくお願いします」
●大塚慶輔フィジカルコーチ
「フィジカルコーチの大塚慶輔です。チームのために頑張りたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします」
●李 聖央(リ ソンアン)通訳
「通訳の李聖央です。チームのJ1昇格のために全力を尽くすので、よろしくお願いします」
【今シーズンの補強のポイント】
●中井川 茂敏 ゼネラルマネージャー
「よろしくお願いします。ちょっとみんな緊張しているようですが、明るく元気な選手たちがそろってくれましたので、よろしくお願いします。今年のチームの補強ですが、まずひとつ、チームバランスというところを考えたチーム補強ということになります。やはり今シーズン、しっかりとした目標を達成するというチームづくりをするのが第一ですが、それとともに、将来的にチームを発展させていくということも含めた、バランスを考えた補強ということが1点挙げられます。若い選手も入れて、育てていくというところと、それからJ1、J2できっちり仕事をしてはたらいている選手、中堅どころの選手を補強するというところ、そしてJ1、J2で経験を持っている選手というのを考えながら補強させていただいたというのが1点挙げられます。
2点目は、チームに競争というところが必要になりますので、高いレベルで競争できる選手を各ポジションにそろえていくという部分を考えた補強になります。メンバー表を見てもらうと、昨年レギュラーポジションを取っていて、今年取れるかというところを見ると、やはり補強した選手たちもそういう力を持っている。すでにチームでレギュラーポジションを取っていた選手もこちらに移籍してきますから、そういった意味では、激しい、高いレベルでの競争が生まれると思います。そしてチームを活性化させるということが非常に大事だと思っていますので、2点目はそういうところの補強ということを考えています。
3点目、やはりタフに戦える選手たちをそろえていくと。1試合90分、しっかり戦い抜く、そして1シーズンをしっかり戦い抜くというような精神的な強さ、または技術力を持つ選手、それを併せ持つ選手をそろえていくということがチームのなかで非常に大事なポイントにもなってくると思いますので、チームスピリットというものをきちっとチームにもう一度植えつけながら、いいチームをつくるということを我々も決意してチームづくりをしていきたいと思います。
以上、3点です。あと、やはり昨年の反省点というところで、守備というところで若干問題点があったと思いますので、守備の部分をもう一度組織的につくっていかなくちゃいけないというところで、守備の選手も補強させていただきました。得点というところもありますが、フォワードについては現状の4人がおります。そして昨年からの選手4人のうち3人がJ2で10点以上取った経験を持っており、そういうポテンシャルを持った選手がいます。そういった選手の力をもう一度引き出す、そしてそこに新たに加わった中盤の選手も含めて攻撃を組み立てていくということになると思います。あとはスタッフですが、スタッフについても奥野監督を支えられるスタッフということで、相馬君にヘッドコーチとして来てもらいました。相馬君は奥野監督とも大学、アントラーズ時代といったところで一緒にやってきていますので、十分、いろんな面でお互い知っているというところで支えてくれることを期待しております。GKコーチについても笹原君に来ていただきました。笹原君も非常に厳しい練習をやれるGKコーチです。キーパー3人、レベルの高い選手がそろいましたので、そこをもっともっとレベルアップしてくれるというところと、J2を知っているというところで非常に力になってくれるんじゃないかなと思っております。フィジカルコーチの大塚君。彼も、若手選手が今年加入してきますので、鍛えるというところが非常に大きいワードになってくると思いますので、そういったところで力を発揮していただけると信じています。それから、通訳に李君が入りましたが、こちらは韓国の選手に若い選手が入ってきますから、うまくチームのものを伝えてもらう、監督の思いを伝えてもらうというところで、昨年の仙台での経験も活かしてもらってはたらいていただけると思っています。スタッフも明るく、元気で、経験のあるスタッフがそろってくれましたので、いいトレーニングができると期待を持っております。以上でございます」
【監督の抱負と目標】
●奥野僚右監督
「みなさん、おはようございます。今シーズン、また指揮を執ることになりました。気持ちも新たにシーズンに向かっていくにあたって、クラブのスローガンが出ました。『信』です。揺るがない信念と揺るがない自信、そして揺るがない信頼というものをシーズンをとおして培っていきたい。クラブとして、チームとして、優勝をめざすとともに、本当に自分たちに与えられた使命というものは昇格だと思っています。そこに全力で向かっていきたいと思っております。今シーズンもどうぞよろしくお願いします」
【質疑応答】
Q:各選手に、ご自身の持ち味を教えていただきたいと思います。
● 鈴木 翼 選手
「自分はサイドバックなので、サイドを駆け上がって攻撃参加ができるし、守備もできるというところを見ていただきたいなと思います」
●谷村 憲一 選手
「僕はサイドチェンジや縦パスを出すことが得意なので、それを活かしてやっていきたいと思います」
● ロメロ フランク 選手
「僕は攻撃的なボランチなので、2列目からの飛び出しだったり、ドリブルからのスルーパスだったり、そういうところを見てほしいです」
● 中村 太亮 選手
「自分は相手の嫌がるようなプレーをするのが得意です」
● 作田 裕次 選手
「自分はセンターバックなので、対人プレーだったりヘディングというところを見てほしいです」
● 常澤 聡 選手
「シュートの反応とかキックの精度を見てほしいです」
● 堀之内 聖 選手
「自分の一番の武器は11年間で培ってきた経験だと思っているので、その経験をチームに還元できたらいいなと思っております」
Q:山形というチーム、山形という地域でも結構ですが、印象をお願いします。新人の方はまだ戦ったことがないので、移籍した選手は以前に戦ったときの印象でも結構です
● 鈴木 翼 選手
「堅い守りから速いカウンターが印象的です」
●谷村 憲一 選手
「とてもチームの仲がよく、雰囲気がよくやっていると思います」
● ロメロ フランク 選手
「雰囲気がいいと思います」
● 中村 太亮 選手
「まだ来たばっかりなのであまりわからないのですが、とりあえず、雪が多いなと。それだけですね、いまは」
● 作田 裕次 選手
「僕もまだイマイチわからないですけど、さくらんぼだったり、米沢牛を食べたいです」
● 常澤 聡 選手
「僕もあまりわからないですけど、数年前に僕はザスパにいたんですけど、そのとき対戦したとき印象は、守備がすごい堅くて速攻の速いチームだなという印象がありました」
● 堀之内 聖 選手
「僕も去年対戦したイメージでは、前線にいい選手がそろっていて攻撃的なチームという感じがしました。山形の印象としては、みなさんの言うとおり、雪が多いと思います」
Q:いまの質問と重なるかもしれませんが、プライベート面で山形に期待しているところ、こういった食べ物が食べたいとか、どういったところに行きたいということがあればお願いします
● 鈴木 翼 選手
「自分が試合に出て、山形でサッカーをやっている子たちに勇気を与えられたらいいなと思います」
●谷村 憲一 選手
「いろんなところに行ってみたいと思っています」
● ロメロ フランク 選手
「肉がおいしいと聞きました。肉が大好きなので、山形の肉を食べてみたいです」
● 中村 太亮 選手
「僕はこの雪がいつ全部なくなるのかなというのに注目してます」
● 作田 裕次 選手
「僕は釣りが好きなので、釣れるところを教えていただければ。よろしくお願いします」
● 常澤 聡 選手
「僕の出身は群馬なんですけど、群馬には草津温泉というところがあって、山形県も温泉どころというふうに聞いているので、いい温泉があったら教えてほしいです」
● 堀之内 聖 選手
「なんか『十四代』といういいお酒があるらしいので、出会ってみたいと思います」
Q:奥野監督にうかがいます。昨年失速した部分もあったかと思いますが、新たな選手を迎えて、改めて昨シーズンの振り返りと、今年どういうふうに改善していくかというところをお願いします
● 奥野 僚右 監督
「今シーズン、新しくシーズンが始まってというところで、反省を踏まえたうえで新しいシーズンに向かっていく。当然のことながら、見ていただいてわかるように、今シーズンは9名の新しい選手に加わっていただきました。そして、スタッフも4名、新しく入っていただいた。そういうところで、去年のことがあてはまるかどうかわからないですけども、去年の反省点と言えば、失点の多さと得点力不足。クラブのスローガンにもありましたが、『信』というところで先ほどもお話させていただいたように、本当に揺るがない自信を持って、揺るがない信頼を持って、そして信念を持って進んでいくことが、後半戦も継続していい準備でやれるんじゃないかと。連敗することが多く、なかなかそこから抜け出すことができないままシーズンを終了しましたが、それというのは、誰もが初めてぐらいの経験じゃないかと思いますね。そういうときに、いろんな形でチームとして取り組んだこと、個人として取り組んだことというのがあります。それは当然、戦術的なこともありますし、個人のこともありますし、精神的なこともある。必ずそういう経験というのが、今シーズン生きてくると思いますし、そういうところがなくなっていくように、連敗をしないであったり基本的なところですね、得点は1試合で2得点挙げて1失点未満に抑えていく作業というのを、コツコツと繰り返していくことがすべてじゃないかと思っています。何よりも、どれだけ本物の自信を自分たちが個人として、クラブとして、チームとして、スタッフもそうですが、全体として持ち続けられるかというところをまた追求していきたいなと思っております」
Q:奥野監督にうかがいたいのですが、GMには説明していただいたのですが、改めて新加入の選手とコーチについて期待するところをお願いします」
● 奥野 僚右 監督
「それぞれ顔をご覧いただいてわかるように、みんな力強く、やる気に満ちた目をして集まってくれた選手、スタッフです。当然のことながら、移籍ということに関してであったり、チームを変わるということはすごい大きな労力を要するわけですが、そういった決断を山形にしてくれた、その決断というのは必ず彼ら個人個人が活かしてくれると思いますし、チームにとって大きな力になる。当然、見てもらってわかるように、力のある選手の集まりです。そしてみんな向上心を持った選手たち。自分も昇格したいし、クラブも昇格させたいという気持ちを前面に押し出してくれる選手たちが来てくれた。そこに自分がどれだけいいはたらきかけをして、彼らの力を発揮してもらえるようにできるかというところがすべてになってくるんじゃないか。そして、新しく入った選手たち、スタッフたちと、いままでの選手たちが本当にいい形で融合して、より大きな力に変えていきたいと思います」
Q:相馬ヘッドコーチにうかがいます。今回、奥野監督を支える立場でチームに入られて、具体的にご自身のなかでどういうふうにチームを盛り上げていきたいとか、こういう形でチームをつくっていきたいということがありましたらお願いします。
● 相馬 直樹 ヘッドコーチ
「いま監督からありましたとおり、チームとして信頼、自信を持たなきゃいけないと思いますが、一人一人を見ていくところで、当然監督も見てるんですが、そこに選手個人個人が力をつける、そして自信になるというところの手助けといいますか、そこのところで力を発揮したいなと思っております。そこがチームのベースになると思いますし、GMからもありましたが、若い選手が多いという部分も含めて、しっかりとこの1年、みんながそれぞれ、一人一人が成長していく。そのベクトルがみんな合っていく、同じ方向に向かっていくということを、ぜひ監督の方向のところに意識が合わせられるように、力をつけていく手助けをしていきたいと思います」
Q:奥野監督にうかがいます。今シーズンの具体的な数字の目標と、今シーズンのJ2リーグについてどうなっていくかというところをお聞かせください。
● 奥野 僚右 監督
「今シーズンの具体的な目標というのは、先シーズン、2012シーズンで引き分けたところを勝ち星に結びつけるというところですね。それと同時に、敗戦したところを引き分けに持ち込む。その勝ち星の上積みというものがあれば、優勝、昇格に近づいていくんじゃないか。具体的な数字というのは、あくまでも参考であって、結局見ていただいてわかるように、昨シーズンは混戦になりました。予想屋ではないのであれですが、今シーズンも力のあるチーム、力の拮抗したチームというのが数多くいますね。そこを、山形のよさである粘り強さを今シーズン発揮して、引き分けを勝ちへ、負けを引き分けへ持っていく作業につなげていくのがすべてじゃないかと思っています」
以上
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★新シーズンの開幕を告げる大会が今年も!★
FUJI XEROX SUPER CUP 2013
2013年2月23 日(土)13:35キックオフ/国立
サンフレッチェ広島 vs 柏レイソル
【チケット情報】1月11日(金)11:00〜プレリザーブ受付開始!