●柱谷哲二監督(水戸):
「90分間、暑い中で選手はよくやってくれたと思う。尻上がりの中、相手の気持ちにちょっと押されたところもあったが、ウチの若い(鈴木)雄斗がポジションをとれず前線が混乱してしまった。そこを修正したあとは最後までペースをつかむことができた。その中でカウンターを決められて、あれはすばらしいカウンターアタックだった。我々もあきらめないということを言っていたが、先週とは逆にドローに持ち込めたことは選手たちを評価したい」
Q:今日はサイドからの攻撃が詰まってしまっているようだったが?
「サイドバックからはどうしてもクオリティの高いボールが入らないので、正直、ある程度捨てていたようなところもあった。雄斗や小澤はサイドに張っている選手ではなく、愛媛はアライールらセンターバックがクロスボールに強いのでショートパス、スルーパスなど中央突破を意識していた。まだまだ最後のところのタイミングや走る角度、パスの強弱のレベルが今日は低かった。最後は愛媛ボランチの出足が止まっていて、厳しいことをいうと田森選手もカードが出てもおかしくないような状態だったので、相手のラインも下がり、その中で(岡本)達也を入れた」
Q:最後に交代で高さのある選手を入れたことについては?
「愛媛が4−1−4−1になったので、立体的に攻めないと難しい、下のボールでは難しいと思った。そこで立体的に攻めてこぼれ球を拾おうと思った」
以上