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【J2:第6節 栃木 vs 千葉】松田浩監督(栃木)記者会見コメント(12.04.01)

●松田浩監督(栃木):
「ホームで初白星ということでファンの皆さんと最後に勝利を分かち合えたことが一番嬉しかった。本当にどこでどう誰が勝負をコントロールしているのかなと思うゲームだった。最後の方は千葉にPKがあり、それを決められていればうちが負けていた可能性が高い。そこが外れたことで最後は勝つことまでできたのは、勝負のアヤのような気がする。非常に難しい試合だったが、全体を通してうちは勝つに相応しい試合をできた。最終的には総合的なところで、うちに勝利という結果が転がりこんだ気がする。もちろん千葉さんも非常にいいチームだし、我々の方がいいチームと言っているわけではなく、我々の方が勝つに値すべき試合ができたと思っている。ですから最後にPKを取られて決められると厳しいと思っていたけど、こういう良い結果になった。選手のハードワークとサポーターの皆さんの後押しが、こういう勝利をもたらしてくれたことには感謝している」

Q:同点弾を決め、急きょセンターバックに入ったチャ ヨンファン選手は良くプレーしたと思います。総合的な評価をお願いします。
「最後にPKを止めた武田がマン・オブ・ザ・マッチに選ばれたが、チャもそれに値する選手のひとりだと思う。不慣れなセンターバックをやることになったが、非常に良くやってくれた。彼がいなかったら今日の試合は非常に難しかったと思う。非常に良くやってくれたと思う」

Q:ヨンファン選手が左サイドバックのユ デヒョン選手側の左センターバックに入ったのは、コミュニケーションの問題も含めてということですか?
「僕の方では何も指示してない。當間と話をして決めたことだと思うが、そういう理由もあったかもしれない」

Q:ヨンファン選手をセンターバックに下げて、小野寺選手をボランチに入れたが、鈴木修人選手ではなく小野寺選手を選択したのは?
「トレーニングの時からのパフォーマンス、それと菅と組む場合に小野寺がボールをさばく方が役割は明確になるのかなと。そういう理由です。修人をセンターバックにして、そのままチャを残そうとも考えた。ただ、チャを下げた時にボールを動かせたり、収められたりする選手でやりたいなということで小野寺にした」

Q:勝つに値する試合ができたと仰っていたが、最後までハードワークができたことと、これまで勝ち切れないまでも我慢できたことが今日の試合に活きたのか?
「徳島戦から3試合は締まった試合ができていた。我々らしいスタイルが取り戻せてきたと思っていたので、それをベースに対千葉ということで準備してきたことを選手が忠実にやってくれたことで、千葉の良さを消しながら戦えた。皆が意思統一して、プラン通りにゲームが運べているなと思っていた。1失点目は不用意な失点だったと思うけど、相手も素晴らしかった。ただ、失点を食らったけど、すぐに取り戻せた。今日のテーマは平常心だった。どういう展開になっても平常心を崩さないようにしようと。よく起こりがちなのが、ホームで勝たなきゃということ。まして先制され、ホームでファンの皆さんを悲しませてしまうと考えると、余計な事を考えるとおかしくなる。どんなことが起こっても平常心でプレーしようと。ホームの声援を地の利にすればいいが、戦っている時にはホームとかアウェイとか関係なく、目の前のプレーに全力で集中する必要がある。その結果として結果が付いてくる。それを強調したが、そういうことを選手がやってくれた賜物の勝利だと思う」

Q:勝ったが怪我人が多く、特にセンターバックは手薄だが、現時点でどんなメンバー編成を考えているのか?
「全く何も考えていない。怪我人が戻ってこない限りは、このままでやるしかない。1週間で怪我人がどれだけ戻ってくるかで変わってくると思う。ここ数試合はセンターバック、サイドバックがサブにいない状態で試合をやっている。ボランチやワイドの選手がサイドバックに入るということはトレーニングで少しずつやっている。今日ヨンファンが急にやってまあまあだった。たまたま良い方向に行ったのかもしれないけど、しっかり選手が揃うまでは自転車操業というか対処療法でやっていくしかない。その日その日で怪我人の復帰具合で色々と変わってくると思う」

以上
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