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【J1:第2節 鹿島 vs 川崎F】ジョルジーニョ監督(鹿島)記者会見コメント(12.03.17)

●ジョルジーニョ監督(鹿島):

Q:山村選手を後半で起用しましたがその評価をお願いします。
「山村選手は期待した活躍ができたのではないかと思います。要求したのはディフェンスの前で、守備の安定性をもたらすこと。それと同時にセンターバックをやりながら、ボランチもできる選手ですので、そこからのパスの供給をして欲しい、ということ。遠藤選手と柴崎選手をひとつ前の位置でプレーできるように指示を出して欲しい、と言いました。なぜかというと、前半は少し引きすぎたと思ったからです。特に増田選手があまりにも10番のレナト選手を気にしすぎて、位置が深くなり、チームとして前に行く力が欠けたの出はないかと思います」

Q:中盤の構成を変えた狙いとそれがどういう効果があったのか教えて下さい。
「結果だけを見れば、何もできなかった、何も構成できなかった、何も改善されなかったと、皆さんは思うかもしれませんが、だいぶ良くなった部分も見受けられました。特に、前半は、僕が相手の10番のレナト選手が第1節で非常に良いパフォーマンスを見せていたので『そこをケアして欲しい』とミーティングで言ったのですが、そこにあまりにもとらわれすぎてしまって、逆にボランチの選手が守備的な位置、あるいは深すぎる位置になってしまい、フロンターレさんが前に出てくる状況をつくらせていたんじゃないかな、と思います。失点というのが前半の折り返しのタイミング、失点をしてはいけない状況だったので、そこは残念でしたが、ただ、今日、レナトが大きな活躍をしたのかと言えばそうではなかったと思いますし、逆に我々がとらわれすぎたことが、強く意識しすぎた部分があったと思います。後半に関しては良かったと思いますので、前半の部分で両ハーフ、遠藤選手と柴崎選手がなかに行ったり、外に出たり、求めているものはFWへの供給をして欲しいということですので、それは良くできたと思います。ただ、前半の3回の明らかなチャンスが決まっていれば、恐らく結果も違っていただろうし、皆さんの質問も違っていたのではないかと思います」

Q:中二日ですぐに試合があると思いますが、どう過ごしたいかを教えて下さい
「チームが良くなってきていると実感していますし、多くのところで足りないということは、僕も謙虚に感じていますし、選手たちもそう感じていると思います。二日後の試合は違う大会ですので、またゼロからのスタートだと僕は考えていますし、選手たちもそう考えていると思います。引き続き、ハードワークをして、日々謙虚に取り組むことが重要ではないかと思います。あとは得点のチャンスは試合のなかで必ず何度も訪れているわけなので、そこを改善するためにシュート練習をずっとやり続けているのですが、なかなか今日も入りませんでした。ただ、僕は悲観的に捉えているわけではなく、やり続けていけば必ず流れは変わってくるし、FWにしても後ろから入って来る選手にしてもチャンスは訪れています。それが一回でも入れば選手も自信を深めるだろうし、チームとしても自信を持つようになり、また違う形になっていくと思っています。ただ、それは前の部分の問題だけでなく、全体的に足りないところは多くあります。いろいろ見ていけば改善する必要があるところは多いです。当然ながら、皆さんの評価というのは、いきなり結果という部分になりましが、今年はチームが大きく変わっています。まず監督が変わって、スタッフも変わり、選手の出入りもあったところで、短期間にすべてが完璧にできるかと言えばそうではないと思います。ひとつひとつ、確実に、構築することを僕は考えているので、時間はかかるのかな、と思っています。
試合においては人間がやっている以上ミスがあります。ただ、それに対する責任は僕にあると思います。フォーメーションにしても、選手選考、チームの配置、システム、すべては僕にあります。試合の流れを変えるという判断をどういう風にするのか、どのタイミングで決断を下すのか、すべて僕の責任であって、僕がいろいろと取り組まないといけない部分が数多くあると思います」

以上
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