●セルジオソアレス監督(C大阪):
「非常に良いゲームで、感動的とも言えるゲームだったと思います。なぜならば、両チームともお互いのスタイルを生かしながら、最後までゴールを取りに行きました。
鳥栖は空中戦、C大阪はスピードを生かして、最後までゴールを目指したからです。
本当に良いゲームだったと思います」
Q:後半に4−4−2にして流れをつかんだように見えたが・・・
「まず、C大阪のペースでサッカーができなかったのは、おっしゃる通りです。鳥栖がコンパクトなDFでスペースを与えなかったからです。中盤でブランキーニョが中のスペースを見つけることができず、形を作る事ができませんでした。そのような流れの形が分った中で、2トップにして、清武とボギョンをサイドから中に絞らせる動き方で相手のスペースを突いていく形が有効ではないかと考えて、ああいう形にしました」
Q:今後もそのような戦い方になるのか
「バリエーションはチームにいくつかあって、今日はその中の一つを使ったと言うことです。ゲームの流れによっては、3トップも当然考えられるし、全ては試合の流れによってと思っています」
Q:勝点1という結果に対してどのように評価されるのか、また、清武選手がケガから復帰しての今日の試合での評価は。
「まず、開幕戦で勝点1だったのだが、C大阪としては非常にいいゲームができたと思います。なぜならば、開幕戦と言うことでいつもと違う緊張感のなかで相手のストロングポイントをシッカリと押さえることができた事と、後半の攻撃面において、我々のサッカーが見られるようになった。そして、バランスと言うところでも少しずつ出せたのではないかと思うので、勝点1は手ごたえがある。
清武については、90分間に良いパフォーマンスをしてくれたと思いますし、90分間を持ちこたえたことも評価すべきだと思います。これからも、さらにコンディションがよくなると思います。試合の途中に足が止まったように見受けられたが、ケガで長い間練習を離れていた事を考えるとあの時間帯で足が止まってしまう事も仕方のないことだと思う。試合を重ねることで、もっと彼の良さが出てくると思う」
Q:次節のホームの開幕戦までに改善すべき点は
「まずは、試合の立ち上がりから落ち着かせる事ができなかったこと。これは、開幕戦を経験したことによって、自然と改善できる問題ではないかと思っています。さらに戦術的な修正というところで、次の試合に必要になるのですが、それはチームの中で話し合う部分だと思うので、申し訳ないのですがこの場ではお伝えできません」
以上