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【2012シーズン始動!】浦和:阿部勇樹選手復帰記者会見(12.01.25)

本日、埼玉スタジアムにて阿部勇樹選手の浦和レッズ復帰記者会見が行われました。会見での出席者のコメントは以下のとおりです。
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●山道守彦強化部長:
「私が秋から強化に戻って携わるようになって、経験や実績があって、海外でプレーして軸になれる一流の選手がどうしても必要だと感じていました。阿部選手とは2007年の加入の時から一緒に仕事をしていたので連絡はしていましたが、加入となると簡単には決まりません。いつかこういう選手がまた浦和の力になってくれればいいなと夢に描いていましたが、本日、このような形で浦和に戻ってきて、浦和を変えてくれる大きな力になってくれると信じています。また、必ずそれを成し遂げてくれると期待しています」

●阿部勇樹選手:
「今回、レスターから浦和レッズに帰ってきました阿部勇樹です。向こうでサッカーをやっている中で、いろいろ考えることもありましたし、今回も正直いろいろと考えましたが、浦和でサッカーがしたいと思い、帰ってきました。この素晴らしいクラブで何かを成し遂げるためにまた一から頑張りたいと思います」

Q:2007年にも加入会見を開きましたが(※当時のコメントはこちら)、当時と今の心境の違いは?
「あの時より今の方がいろいろな気持ちもありますし、プレッシャーも前回より大きいと思います」

Q:海外でプレーして一番変わったこと、心がけていたことは?
「心がけていたのは向こうの文化、生活を楽しみながらやりたいと思っていました。どこが変わったかは正直わかりませんが、向こうで1人で生活してみて、最初は何もできないかなと思っていましたが、楽しみながらやっていたし、楽しみを実感できたのがよかったと思います」

Q:今回、どのような形で浦和に役立てると思っていますか?
「向こうで1年半やって、日本でやっていた時とは違いました。言葉で言うのは簡単だと思いますが、プレーで見せていくのが求められると思いますし、それを見せないとサポーターの方も納得してくれないと思うので頑張りたいです」

Q:浦和復帰を決めた一番の要因は?
「僕自身、浦和でサッカーがまたしたいと思いましたし、向こうでやっていたことをこっちでプレーで見せたいという思いが強く、また新聞でも報道されていましたが、家族の問題も少なからずあります。ただ、向こうで浦和の状況を気にして見ていましたし、何か自分にできることがあるんじゃないかと思いましたし、必要だと言っていただけたので、それに対して何かできるんじゃないかと思って決めました」

Q:決めたのはいつ頃ですか?
「12月中です」

Q:かつてペトロヴィッチ監督と対戦した時の印象は?
「広島のサッカーは当時ジェフにいた時のサッカーと似ているという印象がありますし、ボールも人もよく動いて、どこかでリスクを負って攻めるサッカーをやると思います。戦っていて、ボールの取りどころがはっきりしなかったという印象があります」

Q:フリーキックも武器だと思いますが、蹴りたいですか?
「向こうでは蹴っていませんでしたが、練習では蹴っていたし、前回ここに来た時もそうですが、蹴るには周りを納得させないといけないし、精度を見せていかないといけないと思うので、蹴れるところを見せられればと思います」

Q:浦和でどのような目標を持って戦いたいと思っていますか?
「何かを成し遂げるためにはいろいろな犠牲はあると思いますが、1人ではできないし、選手だけでもできない。チームに関わる全ての人が同じ方向を向いてやっていくことが大事だと思いますし、そうすることで少しずつ道も見えてくると思います。まずは日々の練習、目の前の1試合1試合に全力で臨むこと。それは簡単なようで難しいと思うので、それを成し遂げていきたいと思います。勝った時はみんなで喜びたいし、一致団結することが今の浦和には必要だと思います」

Q:こちらで家族とともにプレーできるようになりますが、どのような効果がありますか?
「向こうでも今はスカイプがあるのでそんなに変わりませんが、いろんな方が見ていることを考えると、責任はこちらでプレーする方が重いかなと思います」

Q:向こうにいる間、浦和のことをどのように見ていましたか?ミシャ監督からメッセージはありましたか?
「メッセージはたぶん、特にないです(笑)。でも、体、体調のことを気にしてもらっています。浦和は今後、1つの方向に向かうために、関わる人が同じ方向を向かないといけないということが、離れてみて、より必要なことだと感じました。サポーターの方が毎回スタジアムに足を運んで応援してもらっているのは映像で見ていたので、当時やっていた時を思い出したこともあります」

Q:自分の役割は具体的にどのようなものだと思いますか?
「チームが勝たないと何も始まらないし、チームのために自分が何ができるのか、それは毎試合思うことですし、試合だけではなく練習でも思うことなので、それを出していくことが自分に求められることだと思います。いろんな考えを持って行動をしていきたいと思います」

Q:日本に戻ってきての阿部選手の最終目標は?
「最終目標は正直考えていません。1日1日が全て勝負だと思っているので、その繰り返しを毎日やっていくだけだと思います。それはサッカーでも生活でもそうだと思います。ゴールって決めてしまうと、それができたら何もかも切れてしまうと思うので、常に何か追い求めてやっていきたいと思います」

Q:夢を持って海外に出たと思いますが、浦和でなければ戻ってこなかったのですか?
「1年半で戻ってくるなかで、やっぱり浦和なんだなということを自分のなかで感じましたし、前回在籍していた3年半では正直何も成し遂げていないと思っています。やり残したことがあると感じたことが大事ですし、もう1つは最後に駒場スタジアムで大勢のサポーターに『頑張ってこい』というメッセージをいただいた中で、『また帰って来いよ』という言葉をかけてくださったサポーターの方もいました。その時は、『また呼ばれるように頑張ります』と答えましたが、振り返って見て、やり残したことを何とかしたいという思いが強くなりましたし、素晴らしいスタジアム、素晴らしいサポーターの中で一緒に喜ぶこと、何かを成し遂げて喜ぶことをしていなくて、それが引っ掛かっていました。それが復帰した理由です」

以上
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2012シーズンキックオフ!
FUJI XEROX SUPER CUP 2012
3月3日(土)13:35キックオフ/国立
柏レイソル vs FC東京

※同日開催 NEXT GENERATION MATCH
10:40キックオフ
U−18Jリーグ選抜 vs 日本高校サッカー選抜
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