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宮崎県綾町で24日の午後からスタートした川崎Fの1次キャンプは、2日目を迎えた。9時から行われた午前練習に引き続きフィジカル中心に行われた午後練習をレポートする。
練習の冒頭は、2人一組でのウォーミングアップ。その後5人が4組に分かれ、体に負荷をかけるサーキットトレーニングへと移行した。中腰になりゴムを使って下半身を鍛える練習や、重しになるベストを着込んでのスクワットといった練習を4種類ずつ4セット消化した。
このフィジカルトレーニングについて中村憲剛は「キャンプという感じですね。9年間やって来ましたが、いいですよね、このしんどさが」と話しており、プロサッカー選手でもキツさを感じる内容になっているようである。ちなみにその中村は「久々に筋肉痛を抱えながらやっています」と苦笑いしていた。
フィジカルトレーニングに続いて行われたのが40分間走。すでにフィジカルトレーニングで負荷を加えられている事もあり、また午前練習が行われていることを考えるとそのまま練習が終わってもおかしくはなかった。ただ、相馬直樹監督は最後にきっちりと、GKを含んだ12対12のミニゲームを5分ハーフで消化させた。ちなみにその判断について相馬監督は「元気そうだったので」と選手たちの状態を確認したものだったと振り返っている。ちなみにこのミニゲームは通常よりも小さいピッチサイズの中で行われており、また、フィールドプレーヤーが一人多い状況で行われている。そのため、かなりのハイプレッシャーがかかる環境の中でのゲームとなった。ただし、プレスをかけられた選手たちではあったが、3タッチ以内でのボール回しが義務付けられていたため、テンポよくボールが回り、ゴールまでまでボールが運ばれていたのはさすがだった。
このミニゲームの内容について相馬監督は「今日は様子を見て、選手が意図を持ってプレーしているのかを見ていました。体が遅れていても、意図が分かればそれは言いませんでした。頭が切れないように(集中が切れないように)。体は追い込んでいるので(動かないとしても)、頭だけは切れないように」と説明していた。
以上
2011.01.26 Reported by 江藤高志