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【2011シーズン始動!】浦和:新監督就任会見でのコメント(2)(11.01.18)

本日、さいたま市内にて浦和レッズの新監督就任会見が行われました。会見での出席者のコメントは以下のとおりです。
2011シーズンチケット情報(浦和公式サイト)
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★新監督就任会見(1)はこちら

●ゼリコ・ペトロヴィッチ監督
Q:ストイコビッチ監督の成功というのが、拠り所となっている部分はあるか?選手としてユーゴ代表として一緒にプレーし、リーグでは対戦もした彼と今季は監督として対戦することになる。何か特別な思いはあるか?
「選手時代、ストイコビッチさんを相手にした時は簡単だった(笑)
彼は私が今まで接してきた選手の中で一番、もしくはユーゴスラビアの選手の中で一番の選手だとおもいます。サッカー選手が必要なセンスを全て持っていた。たとえば走る事であったり、センタリングであったり、シュートであったり、様々なものを持っていました。ただし、私を相手にした時はいつも難しくプレーしていました。
監督になってグランパスと戦いますが、私とストイコビッチの戦いではなく、レッズとグランパスの戦いなので私はそこまで意識をせずチームがグランパスに勝つよう戦いたい。自分の国の仲間が日本で優勝したという事に誇りを持っています」

Q:RKC時代には4-3-3のシステムで大量得点をとっているが、浦和ではどんなシステムでいこうと思っているのか?
「RKCでは、18人も主力の選手がいなくなってユースから上がってきた選手を使わなくてはいけなかった。勝点77得点も84とったが得失点差が3足りずに上のリーグに上がれなかった。システムを決める要素として選手の能力を考えるのが大事です。選手が4-4-2に慣れていれば4-4-2を使うし、4-3-3に慣れていればそちらを使う。レッズのクオリティーを考えればどちらでも対応出来るのではないかと理解しています」

Q:この2日間ミーティングではどのような事を話したのか?
「私が一番重要だと思っているのがお互いのコミュニケーションであると思います。コミュニケーションがスムーズにいかなければチームの結果もスタッフの仕事もよくない方向にすすんでしまう事があります。一番最初に常にオープンである、常に言いたいことを言いあえるそういった関係を気づくためにコミュニケーションが大事だと話しました。私は監督でありますが、グラウンドの上だけが仕事ではありません。時には新聞に載ったり、テレビに出たり、そういう時でもオープンにしていきたい。社長でも用具係でも全てのレッズに携わるスタッフとコミュニケーションを取りたいと思っています。
この2日間で一番うれしく思った事は3年間選手の時に使っていた宿舎、お昼を食べるドミトリーの場所で働いていたパパとママがものすごく元気に働いていて迎えれくれて、エクストラのエネルギーをもらう事が出来ました。もう一つは一体感、みんなが一つのものに向かっていくと言う事。昨年はフィンケ監督、今年はペトロヴィッチ、クラブは監督が代わっていくのは当たり前のこと。しかし、全員が一つになって同じ方向を向く事が出来れば、どんな監督がきても上手くやっていけると思う。クラブをいじったり変えたりすることはしません。日本に来たのだからそれに順応して結果を残したいと思います」

Q:浦和レッズの監督としてのフィロソフィーはどんなふうに考えているのか?
「申し訳ないがそれはGMに質問した方がよろしいのではないでしょうか?フィロソフィーというものはクラブがやってきた事や歴史に関係するので代表やGMに聞いた方がいい。
気さくな若い男だから監督になったわけではなく、ある程度指導者として認められたので監督になったと思う」

Q:アドリエ・ボヘルスコーチについて
「ユースアカデミーの時とRKC監督のアシスタントコーチとして一緒に仕事しました。
私と同じようなキャラクターを持っていて、24時間全力をつくしてチームの仕事を全うする事が出来る。積極的に意見を交換しディスカッション出来る。何よりもサッカーに対しての知識が多い指導者。私としてはアドリエの情熱を買ってここへ連れてきました。六本木や表参道、富士山などに遊びに行ってしまうような指導者は連れてきません。また、スタッフを区別する気は全くありません。スタッフ全員が一つのチーム。土田コーチ、広瀬コーチ、ボヘルスコーチ、メディカルスタッフ、用具係、全てのスタッフを同じ扱い、チームで戦うのが大切です」

Q:100%全力を出し切ることが大切と言っていたが、その他に選手を起用するにあたっての優先順位は
「今のレッズの選手に満足している。性格やメンタリティーが高い選手がいる。何を選手に求めるかというのはいくつか挙げられるが、それは外に出さずに選手と話しあっていきたい。昨年10位に終わっているから多少の事は変えていかなくてはいけない。常にオープンマインドで話合いをする。メディアに対して名前をあげて誰々がダメだったと言うのではなくチームで勝ってチームで負ける、まずチームの事を考える事を強調したいと思います」

Q:一次キャンプでどの辺を注意深く見たいか?
「お互いを知るという事を最初に心掛けたい。その為にキャンプ中に一人一人とミーティングを行いチーム全体でミーティングを行い、選手のコンディションを細かく確認したい。100%チームで戦う事を強調したい。一日目軽めに楽しい練習、二日目いきなり100%で臨むというスタイルでやってきている。今回のキャンプでもそれを行いたい。好感を持っているのはレッズの練習場へ行くと新加入のマルシオ選手や他にも自主トレを行っている選手がいる。選手から大きな信頼を与えられていると思う」

Q:ペトロヴィッチ監督は選手の時もファイターでサポーターの信頼を得てきたと思うが、不甲斐ない試合をした時に非難を受ける覚悟はあるか?
「メディアやジャーナリストがネガティブな記事やコメントを言うのは勿論皆さんの自由だと思います。ただし、どんな時でもオープンマインドで皆さんに接する気持ちでいます。皆さんが良くない監督だと思ったらそう書いて頂いても全く構いません。結果が悪かったらサポーターが怒り出す、私に対してネガティブな発言をするのは少し信じられません。残念に思う事はあるかもしれませんが、私がレッズに対してどれだけの情熱を注いできたかはサポーターの方はわかってくれていると思います。足の骨が折れても情熱でプレーしていたのもサポーターは覚えていると思うのでサポーターはついてきてくれると信じています」

■コーチ陣挨拶
「人数的には少ないが、このメンバーでしっかりとコミュニケーションを取って、ポジティブに考えてやっていきたい」という柱谷GMからの紹介を受けて、コーチ陣の挨拶がされた

●アドリエ・ボヘルスコーチ
「ペトロヴィッチと一緒にこのクラブに来られた事をうれしく思います。監督とはオランダで何年か一緒にやってきましたし、サッカーに対して同じビジョンを共有出来ると思います。このクラブに来て非常に良い印象を持っています。クラブで働いているそれぞれの人達が快く受け入れてくれた事をうれしく思います。今年はこのクラブが満たすべき位置に全員で協力していきたいと思います。それは日本のトップに入るということです。ありがとうございます」

●広瀬治コーチ
「熱いペトロヴィッチ監督を冷静にサポートしていきたいと思います」

●土田尚久GKコーチ
「今年一年またよろしくお願いします。浦和レッズに対する熱い思いを持った監督と一緒に出来る事を楽しみにしています」

●長嶺寛明アシスタントコーチ(分析担当)
「ゲームが来る中でまずはしっかり準備をしてそれが勝点3に繋がるようしっかりとサポートしていきたいと思います」

以上

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